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歳とった猫しょぼしょぼと膝に乗る あぁ小春日と あごの下掻く
6
風速の早い今日ほど好き日なし君への歌を届けるために
1
夕立に隠れるように泣いている少女よ君の悲しみどれほど
1
一番に好きになった者でなく一番初めに愛す者の勝ち
0
水面につま先立ちで浮かびたるその白き根の無垢な仙人掌
1
「クレーターみたいなの」って口内を無邪気に見せるキミにドキドキ
0
あじさいの白さが移り透きとおり やがてやさしさだけになりたい
9
寂しさはさよならじゃなくその後の ひとり眺める夕焼けなんだ
7
背高い君 好きだったこと 忘れよう 合わせて履いた ハイヒールやめる
3
乳房を 湯気の中で すくいあげ その重さに さよならする日
1
平熱に擦り切れてゆく銀紙を剥がせば月は現れますか
1
あたらしいピアスを刺した右耳の三日遅れの拒絶反応
2
朝静か花なき百合の葉の上で露を
朝食
(
あさげ
)
にす てんとう虫
7
わたしは美しくもないし幼くもないから神の加護を受けられない
2
マジ顔で心酔してたさっきまで半乾き髪を放つたらかしで
1
先輩が結婚すると聞いた夜 式は来年七月らしい
0
冷房のなかで冷えてきた肌を担うもふもふに
包
(
くる
)
まれている
0
ノーメイクの脆弱ったら、ない夏の日傘に入りて
ビフウ
(
微風
)
の涼
0
人間は探究心で死んでゆく還っておいで遥かなる旅
0
手のひらの暴力ぐんと定期券押し当つるとき街は狭まる
2
全力を注ぎ込んだいちにちの価値を探している終末だ
1
寝顔見てそっとおでこに懺悔する あの日あの時 鉄砲玉の言葉に
1
鉄棒にかかったタオルの静けさが告げる人類滅亡の夏
0
もう二度と会えない単語のようなキス 無人島では電子辞書と寝る
2
盗作者、ゴミ回収車、社会的弱者ングリラ、モラル・クラッシャー
2
もるもると鉄塔くぐり雨を縫う エクトプラズム待ち合わせる夜
1
六月と九月にかけて目隠しを あの夏以外夏ではないので
3
薔薇の棘が生まれない異種の誰よりも幸せになるひとがいて
0
新しい靴は階段に置き去りなまま更けゆく夜をみているの
1
誰にでも好かれる君が恨めしい 好きでいるのは僕だけでいい
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