やりたさのまえにただしさになんのいみがあるのあとは余生 / 蝉
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改札を 無音で通る それだけで 大人感じた 12歳春
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夜を超えて 見返してみる メモ書きの 飛躍を埋めて 午前が終わる
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黒糖のサーターアンダギーを食む いつか揚げたて 食べてみたいな
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なにがしか めずらしおやつ 食べようか お茶でも淹れて 気分転換
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タンクトップ ねこを抱きしめ 毛だらけで 取るひまはない いままた抱くから
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書きもしないのに日記帳の鍵をかけることばかり考えている
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君の手がなぞれば線が現れてそれを眺める私がとなり
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夏の暮れ「どこで道を違えたか」路傍の地蔵は何も答えず
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かくめいご どくさいせいを ひいたくに ふしぎなことに 王様をうみ
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ずいぶんと遠回りしてたどりつく負の感情は空腹育ち
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くら〳〵になって歩いた夏の日の金のゆうべにさみしさ覚ゆ
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ろーがんを かけずに読むと 連休が 産休にみえ 妻は毒になる
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あらためて 気づいた言葉に 打ち震え 桜梅桃季 俺でいいんだ
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【納涼】晩秋の けはいもとめて 南半球 感染ツアーで 幽霊船に
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虹雲が 朱雀のように 見えた時 この世に生きた 奇跡かと知る
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ものごとに 裏と表あり 必ずしも 裏がイマイチともかぎらない
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「ミキちゃんママ、別れたらしいよ」カフェオレの氷溶けきるママ友会議
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上映後ぽわんと灯る照明が映し出す君の照れた横顔
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水分は 喉渇かずとも 摂りましょう そうは言われても たまに忘れる
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旅立ちは 全てのものを 手放すことと 思い巡らせ 香を焚く朝
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茶ばんだ弁当に胡瓜の浅漬け8切れ乗せられ ババア、GJ
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補聴器に 遂に我もと 頼る年 型とりながら 去りし日思う
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それ日課? ウォーキングのように見えてくる ねこがリビングを うろうろうろうろ
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寝室に お気に入りの隅 見つけた猫 今日一番暑い リビングにいてね
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寝過ぎかな スッキリしない 頭イテ 熱中症でなければ良いが
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どの順にどこを押すの⁈と立ち尽くす 定期忘れて券売機の前
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被災地に申し訳無いが夕立をカエル干上ひあがる夏はいらない
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美しくせむと作りしものならず いや美しき 蜘蛛の巣の綾
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公園の百日紅さるすべり 池の睡蓮 濃ゆいピンクで 盛夏始まる
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