割り箸の様にへし折り捨てられる女と気づく朝日眩しや
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幸せなんて甘ったるい 青春と涙の塩辛持ってこい
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ぬるいウヰスキー 詩集片手にUtakataで oldnewきめこんだ
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私に私が問い詰める お前は一体誰のもの 言い訳無用俺のもの。
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悲しみの 静かな海を 胸元に ひそかに抱え 笑ってるひと
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アメンボを見るためだけに一時間 電車に揺られ、幸せでしょう?
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朝 八時、人立ち入りの山手線 、駅員さんと追いかけっこしたらしい。
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いつまでも わたしは少女、真っ白の。そう在りたくて 両手振ってる。
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言いたくて 言えないことば。 この春は 消えていったよ、マスクの下で。
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青葉影緑の中に木々伸びて我は息する小下沢降りて
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画面に映る唇に手を伸ばす 関西弁かちょっと遠い
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散る花の連なり流るる花筏 漕ぎ出す君にどうか幸あれ
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ガソリンがとけた水たまり色した君の瞳が欠伸で滲む
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打たれてもいいよ君のその金の瞳は夜を継ぐ光だから
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やさしさと愛なき時代のメトノミー チーズ牛丼温玉付きクン
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「オスカーに、グラミー、赤坂迎賓館!」しわくちゃレッドカーペットの夢
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『はにかむ』は『Honey Comes』の和訳です。【貴方の笑顔 研究学課】
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サクラチルひとの頭の禁足地 あくる朝には雨も上がろう
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絵を描いて 歌を歌って そうすれば 自分のことを忘れられる
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やりたいの ゲームやりたい それなのに ブルーライトに 弱くて寝ちゃう
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雪遊び 家に戻って ストーブへ でもまあ残念 先客が
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道脇に 春は花びら 秋落ち葉 分けられ風に 吹かれて浮いて
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桜散り 藤の花咲く この季節 春去る足音 夏来る足音
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天才だ その一言が 恥ずかしく 褒めて欲しかった嬉しいのに何故 はずなのに恥ずかしい
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寝たくない されど睡魔に抗えず 意識反して 閉じる瞼よ
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カラカラと 金属が当たり 弾ける音 風と奏でる 合奏会
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桜の木 花びら散って しまっても 若葉の葉っぱ 葉桜へ
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風が吹き 干しざおにかかる ハンガーに かかった服が くるくると回ってく
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「生きてるだけでえらい」って言うんなら、死んでも「仕方ないね」でいいじゃん
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今日も間引かれずに何故か生きてます僕らは神のスペース・デブリ
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