息子からLINE 電話していい? 着信を待つ数秒が 長く思えて
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寝てたはずの ねこが「おひる」と見上げおる 寝ぼけまなこの おめめが可愛い
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極たまに出番があると菓子のふたタッパーの片割れ隠し持ち
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引越して半年経ちて未だなお火曜日にゴミ出そうとする朝
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昼下がり やしろの蔭と 森に蝉 宿題みし子は 夏草に消え
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さいごまで「あの子がほしい」と言われずもアニソン歌う今があるので
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雲たちが  西に向かってかけてゆく  凶暴なやつが来るからヤバい
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ワタクシの  人生のすべてがここにある  スマホの画面 離さぬ人あり
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風やあらぬ秋や昔と見上ぐればわが身一つに曇る月影
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「涼しい」が「寒い」に 変わるの いつだろう?  天気予報は今日も快晴
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脳からの 酷使に耐えて団結し  ストライキする 身体組合
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サルビアの赤は写真にも鮮やかで 胸に灯るか真紅の情熱
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赤ちゃん猫 いちどはお世話をしてみたい でもミルボラはせつないらしい(やっぱり)
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賑やかな教室の窓からみえる秋の桜も桜であって
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零時半「ゴミ出ししたか?」母が呼ぶ。大丈夫だよおやすみ母さん
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夕暮れの空に惹かるは 美しく刹那に変わり消えゆくいろゆえ
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九月でも酷暑の続く晴天の遥かな青が地平へ続く
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手のひらをじっとみつめた啄木の運命線ってどんなだったろ
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レジ裏のテーブル二人並んでた 眼鏡のフチで君とわかった
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出すまでは迷い 憂鬱 面倒が途端にすっきり出来るゴミの日
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トゥクトゥクの音をよろこぶ もっともな夏を演じる向日葵抱いて
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三人で、なかなかのいい日だったね、と言わなかったけどよろこんでいた
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また思い出すかもなっていう予感まで船跡に消えるよろこび
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ゆっくりと ただゆっくりと歳を取り いつか猫又になれ愛猫
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納豆の糸をくるくるかき上げる今朝も変わらぬ君で嬉しい
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セトリ見て アルバム聴きたくなりにけり ほんとに久々 やっぱりいいな
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わたしには独りになりたい時にだけ被れる透明の殻がある
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久々の 着信ありて 我が友よ 救急車来て 慌てる人よ
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棺工十三人のごろつきを指揮す 黙示は飾字の森 
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我が客の 次々死亡 連絡の 新たなに感ず 人の儚さ
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