君にしか わからないことだらけでも 俺ならわかる こともあるから。
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玄関に 巡る季節に 挿す造花 紫陽花忘れ 明日は文月
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夜なのに暮れない空の夕焼けは異邦のぼくをしずかに包む
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青ならば 何でも吐いて。受けとめる 傷の舐め合い それでもいいさ
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さみしさを少しもらって空にいるおばあちゃんとお母さん
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玄関に少年らの靴埋めつくす 家じゅう広がるすっぱいニオイ
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是か非かを決める会議の休憩に睨むシマウマ柄のハンカチ
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お布団をかけると暑い無いと寒いそんな感じでいいよ君とは
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夕暮れを寂しいと言う義姉に聞く兄の病状深刻なりや
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この一瞬ときは ソーダのごとく 泡となり 人は記憶を 組み立てている
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君なんかいなきゃいいのに しあわせでなくとも僕が僕でいられた
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真夏日に御堂の内はひんやりと虚空を睨む阿修羅はしづか
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ぐるぐると喉を鳴らして目を瞑るブラッシングに老いたる猫は
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あたたかい羊を数えるつかまえる眠れないまま朝をむかえる
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若人の短歌に心奪われる なんと眩しき瑞々しさよ
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しきしまの やまとの歌は常磐ときはなり 靑人草あをひとくさみつづくゆゑ
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プレゼンの 主役は君だ 存分に スポットライト 浴びちまいなよ
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リセットをされた気分で 帰途につく 30年来 友はよきかな
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朽葉色 沈みこみきる お仏壇 まあるく点火 心臓代わりに
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ニーサだと 話し込んだよ 若い子に 地道はいつか 花開くかな
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II-10の酒に溺れしそが人は幻の盃美味そうに干す
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帰りの電車は、みんなお疲れ、両どなりはこっくりさん、夢の国へ。
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ちぎりきな 結びしひもくるなば なにをたのみに生くるものかは
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みなとまち 海をのぞむる ビアホール 友と来たりて 束の間息抜き
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我が短歌可愛いノートに書き写し 私と一緒に燃やしてもらおう
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あの夏は瑠璃色るりいろふたりは薄紅色うすべにいろ 見上げる空はアオハルの色
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投稿数500の数見ておったまげ あまちゃんみたくじぇじぇじぇじぇじぇじぇー!
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カレンダー破り7月やってくる キミとの約束さっそく書き込む
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ポスト開けフゥとため息ついてみる 届くはずない一人芝居だ
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我こそと 生涯青春 謳ったが やはり気力は 弱りけるかな
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