鼻もなく口も無いけど街中の窓の全てに目がついている
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階段は昇るものだと思ってた大人になって降りると知った
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叶うなら さくらも梅もネモフィラも見るのは君とが良かったけれど
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絶対に戻ってくるとは言い難くピースサインで沈んでみたり
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傘を杖代わりに歩く人の群れ コツンコツンと雨を呼んでる
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軸索のその一本をつなぐため亜鉛のゆびで螺旋をさわる
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癌センター煙突うえに揺らぐものむかし火葬場で見たことがある
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宴の 連なる灯り 山々に まるで夜空に 浮かんで見えた
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かみいろで
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夢は逃げない
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君のこと大好きなのに僕の人生は君無しで終わってしまう
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会えなくなる前に沢山会ったけどそれでも会いたい 会いたいんだよ
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夢くらい笑顔の君が見たいのに顔すら見えない あなた誰なの?
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君のこと裸眼ではっきり見たいけど 見るのはいつもレンズ越しだね
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人生の墓場で一緒に暮らすのは 君とが良いな 君とが良いよ
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私には貴方が必要だったのに 「だった」は嘘で今も必要
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矢印は僕から一方通行で 必要十分条件では無い
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私なら毎日褒めてあげるのに 社会人って大変ですね
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珪石とおなじ重さのみどりごを朝の大気はぶら下げている
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さみしさと二人で泳ぐ 冬の夜の渋谷は極彩色の海だね
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卵黄を卵白から抜き取るように意識だけ抜き取れるものなら
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やりたくないことをやらずにすますのがやりたいことをやるより大事
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BBQ火を任された消防士 昨日の今日でなんか気まずい
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安保関連法案と批判している本丸の名前出ぬばく
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光る海春先の空青い空淡き希望の粒子散らばる
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おぼつかぬ暮らしに融けて冷蔵庫の圧縮機コンプレッサの音は生きてる
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ラムちゃんをラムさんと呼ぶ誠実をかたく握って飛びあがれ いま
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春の歌詠まんとするも 陽射し翳りまだ寒き夕 如月晦日
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真っ直ぐに駅まで向かう人波の後ろにいつもより光る星
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お互いの 小さな違い 見つけても 騒ぐじゃないよ それが正常
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