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教室の四角い窓の向こう際僕らが思う以上に夏だ
7
本を読み 思い描いた情景は 人とりどりで いとおもしろし
3
ひと目見て決めたあなたを信じろと世界で一番良い声の靴
2
オーボエダモーレふいにかなしき夕なぎの松帆の浦にうしほ満ちくる
0
午前5時 眠れぬ僕の エラーコードは
500 Internal Server Error
(
心の内部の問題です
)
1
病院で 死ぬ人って 多いよね 僕は好きな 場所で死にたい
1
午前4時 デジタル時計が 教えてくれる 僕の心は
404・Not・Found
(
亡くなりました
)
1
そういえば 夏は死体の季節ねと すいかを切り分け きみは笑った
1
冷え切った希望のひびから湧き出でる電気のようなそれは何でしょ?
3
世界とはほぼ社会だがぽつぽつとはみ出して個体なるものがある
0
あんなにも遠くの空に沁みわたる色で歌った皆の鶯
3
自転車が並んで出来た影模様 浮き出たハートは天日の作
2
三色の毛並みに投げかけた賛辞 また香箱に折り畳まれる
2
土星から一寸拝借 ほらごらん 君のくせ毛にとびきり似合う
1
求愛の姿態そのまま凍らせて
永久
(
とは
)
にもだせりギリシヤの壺は
1
まよなかの侵入者は殺虫剤でくるり回ってほたりと落ちた
0
まだぬるいミルクティーちびちびりやり服間違えたみじかい旅路
1
玄関のラムソーダの空き缶をまだ片付けられないままの冬
0
近頃はするりとうそが溢れでてなりたい自分は夏の逃げ水
8
春の花がいっせいに咲いて 緑一色に変わる寸前の 鎮花祭
3
「わたしもだ」 誰かに言って欲しくって 野にも川にも 歌を放って
3
鬼は独り
Dépaysement
(
デペイズマン
)
を振りかざしより破滅的な響きを探る
1
「殺したいのは神だった。でも神は人だったので人を殺した。」
0
あの人のベース爪弾く指先は夜空のような
芳香
(
かおり
)
をしてる
1
貪欲なその人生に祝福を 世界を喰らい尽くせ骨まで
0
額縁に収まらないと知ってからいっそう君の虜困った
1
今朝菅が外出ダメって言ったから四月二十日はコロナ記念日
9
ひそやかにリュート鳴りいづものなべて薄明となるいのちのはてに
1
スマホには行くことのない場所があり 美しくあり醜くもあり
9
ゆるゆると鴨を引き連れ花筏 西の入江を染めに、と笑う
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