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あぁ君の熱を知らずに死んでいくそれが怖くて夜が冷たい
5
あのとしの 末はきみんち まどそうじ まどごしみてた びょうごのあれこれ /おもひで(w)
8
ボケちゃって かおやいばしょが ふめいでも ことばつうじる ふしぎなはなし /過去歌 思考の道具としての言語
12
閉鎖棟外泊させぬ患者居り「わたしは神だ」と言うお正月
11
平日と休日とを繰り返すそんな世界で生きてたくない
4
人生は二種類しかない 無駄なのと無駄なのをごまかしているのと
4
木曜に十時間寝て「幸せ」というのはこういう方向がいい
5
幸せというのは疲れそうだから適度に不幸せなままでいい
6
娘より帰省の知らせもないままに正月準備の予定も立たず
16
したいことよりも総じてしたくないことが過剰な人生だった
5
目覚むれば
一日
(
ひとひ
)
一枚
(
ひとひら
)
散り散りてみそひともじに納まらぬ日々
11
さめるのも恐れも知らぬ情なら 無垢なるゆえにいよいよ滾る
4
年末に 近づくにつれ とりあえず 手当たり次第 全て納める
9
温泉の香りつつまれ 眠気誘う 入浴剤とはお手軽な癒し
8
唐突に白紙になった予定表 未来のミルクパズルを組み立て
6
年明けの帰省予定を聞かれたけれど生憎あなたが嫌いなもので
6
初雪はいまだ降らないこの土地のつめたい空とあたたかな部屋
6
俗説にすがったわけではないけれど私は明日髪を切ります
8
ひびわれた更地にのこるひとすじの希望の鳥の羽のあしあと
6
うららかなひだまりに寄る草もみじ 掃除日和とたたみ打つ音
6
ブロッコリー トマトにみかん パン うどん 一歳児にも食の歳時記
44
あのひとに不正アクセスしましたね残念ながら 壊れるでしょう
4
除雪車が真夜中に残しし堅雪の緩むを待ちて雪掻きはじむ
8
あの夜に二人見上げた天の川 橋があったら渡れただろうか
13
これ以上引き留められぬとわかってた電車と朝陽が動き出す頃
13
「じゃあ、またね…」君の背中の残像が最後に告げた「また」など無いと
14
臆病は今も昔も変わらないもちろんあなたを好きすぎるのも
13
あなたとの最適解を探っても解けることなき五次方程式
12
駅裏の「
p
o
u
r
t
o
i
(
あなたのために
)
」というカフェで来るはずのない
女
(
ひと
)
を待ってる
13
二本目の煙草を消して窓の外季節が変わる雨が降り出す
12
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