金儲け 己の欲を 追求し 他人に勝たんと 大人の世界
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幼少期 大人を憎み 育つ故 大人にならぬ ことを誓いし
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年月を ただ繰り返し 浪費して 何も学ばず 子供のまんま
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精神は 子供のままの 大人あり なんと多くの 子供の大人
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時過ぎて 姿形は 大人だが 老いても未だ 小学生並み
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いつの日か 幼い子さえ 成長し 大人に成りて 老いるはずだが
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青春は 当の昔に 過ぎ去りぬ 何も変わらぬ つもりでいたが
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夜明け前 東の空に オリオン座 夏の終りを 今告げに来る
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生きてると 感じることを 恐れるまま 長いこの夜は ただ過ぎてゆく
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月光や寺門を叩く七日蝉黒の五分丈皺を伸ばして
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世俗主義への信仰の証とて時祷のように読むネット記事
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胸がキュン あなたのことを考える なぜなぜなんで? 泣けてしまうね
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楽しくて幸せすぎて嬉しくて あなたのことがほんとうに好き
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ハイデガー、『存在と恋』だったっけ。君は魔物、僕はケダモノ。
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夏の夜の湿り気風に含まれる。水風船とソオダが欲しい。
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恋忍ぶ。忍びの恋は我に似る。想い募って、秋が来にけり。
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「ミッドサマー」呆れて怖さ半減す。ダメな男は早々と死す。
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ぐずる日々、想い返すは幼年時。今も昔も、自我だけ立派。
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玄関を開けたら秋が「こんばんは」。風も冷たく、夏よさよなら。
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落雷で電気が切れてデータ消えやる気も飛んで今日はもう寝る
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私利私欲 利己心なんて 捨てちまえ 他人を愛して 真心尽くせ
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愛のない 人生なんて やめとけよ 愛は甘くて 幸せの色
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明日からも 気の向くままに 人間と 草を愛する 人生続く
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植えるのが 遅かったので 成長は 残暑頼みに 祈るばかりに
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もう夏も 終わりになりて 虫が鳴く されどメロンは 未だに伸びる
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トマトやら キュウリも植えた 畑には メロン以外に 気の向くままに
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間違いで 植えてしまった カボチャさえ メロン畑で 恥じることなく
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メロンさえ 最初は小粒 段々と 大きくなって カラスが狙う
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われのみがひととはぐれて歩きだす初夏の光りの匂いのなかで
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夕闇の メロン畑で 我思う 神はメロンが 大好きなんだ
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