今朝抜けた乳歯とモロコシひと粒が 似てると知った吾子の発見
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「こちら当店の1番人気です」 遮光カーテン勧められ 希望も光ももはや、
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苦労のない きれいな手の甲 わたしだけ 生きていくには あまりに脆い
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生き方の レッスン予約 長蛇の列 不器用だけど きれいに整列
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バカな人 そんな気持ちに させられて 叫ぶは私 群青日和
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幻滅も軽蔑もしない あなたとは絶望だけを分かつと決めた
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ブロンソン 男の話を聞かせてよ サイコロころがして
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田紳(スノッブ)と嗤われたってへいちゃらよ 言葉を衒う作業愉しや
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3000m自由形もしあれば 咥えタバコで俺が金取る(妄想)
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西陽ゆえエモーショナルは加速して。車窓に映る君の微睡み。
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無気力が病み(闇)の中より出づる時夏の思い出火花と散りゆく。
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冬の日に買った二眼のトイカメラ。夏のdata.を上書き保存。
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「60分3杯ルール」の重き枷(かせ) 1秒たりとも寛(ゆる)されじとぞ(晩酌)
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炎天下僧と二人で墓じまい赦(ゆる)せご先祖参列者なし
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意地悪な妻と共生三十余年 ソクラテスもさぞ口惜しかるらむ
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不甲斐ない 仕事帰りに ハンディファン モヤモヤ飛ばせ 優しい風で
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だるい日を数えるだけの平日もデート決まればカウントダウン
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なんにでも詳しい君にもはじめてがあること知ってなんだか嬉しい
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君色(きみいろ)に染まる私は夕焼けで 明日になればそれは消えてる
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冷や水へゆでたて卵放り込み 声漏らす「すっかり夏バテよ」
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梅香る酢の物の出番増えきたり 暑さの残る夕餉の膳に
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泳児らよ確かに速いおぬしらは されど俺の2倍に過ぎぬ
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その旋律奏でてみたく繰り返すシシリエンヌの儚い記憶
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素麺を茹でる君のおでこには一日分の愛がありけり。
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土見れば蝉の亡骸砕かれて子供はずっと夏を見ている
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今日もまた苛立つ矛を捻じ曲げて浪費に向ける、健康ではない。
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白い雲あなたのことを見習って 風に身を任せ生きていけたら
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憐憫の極北までも往(ゆ)くのだわ世と折り合わぬ透過星(とうかぼし)より
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『ニュートン』と『吟遊詩人』の銀人形 並べて観たやレプリカ欲しや(ダリとキリコ)
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ほわほわのあなたのつむじを見るために介護ベッドの隣に座る
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