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お互いの素肌の
肌理
(
きめ
)
の細かさが噛み合うほどに夜を過ごして
0
口紅の残り香を舐め取らぬよに兄の彼女に手を振る少年
0
コンビニでぐずる赤子を渡されて訳もわからずあやし続ける
0
ネタツイも三十一文字になったならUtakataにすぐ投稿すべし
0
梅雨明けの前に世界を滅ぼせと地球儀を濁流に投げ棄つ
1
黒黴がタイルの目地に根を張って花咲くでなくただしたたかに
0
さえずりも木々のそよぎも眠りこむ魔法にかかる黄昏時は
2
他人
(
ひと
)
を打つ不幸と我が身を比べて眠るせめて夢など見ませぬように
2
月神の声が氷となり胸を満たしてるのにまぶた熱くて
3
深く暗く瞼とざせば、うん、そうね、世界はこんなにも美しい
0
「おやすみ」は枕詞だ 明日もまた君におはよう伝えるために
3
「いつかっていつのことだよ」「ごまかすな」「ハッキリ言えよ」今日も言えない
1
恋人がいるなら先に言っといてアイスが転落死したじゃんか
4
ピリオドはあの日に打ったはずなのにいまだに押せぬ削除のボタン
2
しあわせが輝きながら満ちてゆく六月、ブーケ、白、ニ長調
0
涙、涙、君が還ってくるのなら溺死しようと鼻水垂らす
2
わたくしの終戦はいつだったのか のり子のように叫びたかった
0
形だけの 三十一文字の 愛の
言
(
こと
)
それより勝る 一度だけのハグ
5
プール後のシャワーかすかな虹見つけ小さな恋の成就を願う
1
「パパ活を無償でやるってありかなあ?」「いやそれはもうガチ恋じゃんか」
1
不器用な僕にりっぱな武器はなく「好きだったよ」とつぶやいてみる
9
まっすぐな歌を貴方に届けたい槌で詩情を叩き続ける
0
声が良い顔が悪いと母の言う新型コロナ識者ランキング
1
下の階の 誰かのスマホの 目覚ましが 毎朝10分
鳴り続けている
(
早く起きろよ
)
4
ありものでまぶたをこじ開けるために豆大福でコーヒーを飲む
1
夭折の詩人を惜しむ詩人たちもしくは死にぞこなった無能たち
0
ヒトラーが傷痍軍人だけ集めベルリンパラリンピック開催
0
お互いのスカートの裾ひるがえし廃校舎から空へ飛び立て
0
コーヒーのお相手をする太陽に月が嫉妬する午前六時
1
鷹が散る鳶が絡まる鷲枯れる魂売った雀が笑う
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