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名を知らぬ明るい星に手が届き君の瞳におちてくる夜
4
雨宿りどこでしたのかうちの猫虹眺めつつ足を拭かれて
10
僕はひどく 身体が弱くかと言って 美人でもなく 詩人でもなく
5
かくて在るかのやうに語るべきもの たとへば自我の同一性は
0
真夏日の光ゆがめて陽炎は黄泉の国への入り口となる
6
今朝もまたきっと明日の朝もまた私の死後も誰かが米とぐ
12
アル中の友に心で問いかける 我らの秋はすでに終わりしか
6
死の意味や生きる意義など喪いて 人は遺伝子の鞘となり
3
一〇〇日後きみのからだになれるから爪の先まで全部食べてよ
2
生きていることは辛さのビブラート紫陽花重く雨に撃たれて
13
頓服
(
とんぷく
)
の ロラゼパムの 一錠を 飲むか飲まぬか 悩む1時間
3
寝室でジグザグ揺れる昼寝蜂 夢で架空の猫を飼ってた
3
僕ですら知らない僕の所在地を この世でひとり 君だけが知る
3
街灯の数ほど影は我に副ひそのうち一つのふと振り向きぬ
0
桃を食む君の笑顔を想ひつつ僕は売り場をいったり来たり
4
還りこぬふるさとのすべて託されて 小さな宇宙を立ち上げる
3
死にかけの父の長屋の住人が おっちゃん元気かと声かけくれる
3
カーテンの透ける光をつかまえてめぐる思い出明け方の夢
2
のり弁と洋食弁当ちと悩み「あ、ダイエット」サンドを選ぶ
1
道端で寝ているような蝉たちは何年分の夢を見ているか
3
少しずつ恋の魔法が解けてきて 心の奥にただ花の咲く
2
もう一度 生まれ直せと言う彼の まぼろしのそばで泣いていました
3
背負い切れぬ思い降ろして摘みあげ 扇風機にでもかざしておこう
2
どこまでも君と私は
//
(
平行
)
で
≒
(
ほぼ等しく
)
も
≠
(
等しからず
)
や
3
みんなして足並み揃えて明日へゆく遠くの灯りへ「おやすみ」を言う
1
過去なんか振り返りたくないんだよ 「そうはいくか」と リレキショのやつ
4
やはらかに頭蓋の内にゆらぎつつわれら物体として個なるも
3
その下に湖はあり奔る雲 照り返されて時を越え行く
3
このごろは土這う草も愛しけれ 旅は終わりて地は丸ければ
6
地上は静か野山は黙し 陽だまりが旅人のようにさすらう
1
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