Utakata
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土曜日は 老人集う 散髪屋 安けりゃいいさ 年金暮らし
0
自動車で ビュンビュン飛ばす 道の端 脱炭素だよ 歩きませんか
0
アラビヤの 大富豪らは 考えた 石油の値上げ 脱炭素だろ
0
まあ世界平和の為ならしょうがない俺だけいないグループライン
9
ロボットが 多い世界に 人間は 理解はされず 命危うし
1
革命は 嫌われ者の 得意技 媚びをへつらう 奴らにパンチ
0
信念も 情熱でさえ 機械には 評価もされず 邪魔になるだけ
0
正しいと 思うことだけ やってれば 煙たがられて クビになるかも
0
抵抗と 反対受けて たじろがず 批判されても 謝るもんか
1
月読に心の奥まで読み取られ満月の夜空っぽになる
5
街中でチャイナドレスの青年とすれ違う、あぁ、秋が深まる
0
荒ぶれる吾を鎮めるパスワード霧の彼方の鐘の音なり
3
左手の薬指ではなくっても きみの指輪に心が軋んで
3
人間がこわい ちがうなほんとうに おそろしいのは自分のこころ
2
好きだったはずの貴方の歌声が 届かないこんな海の中では
5
安らけく踊らせてくれ生焼けの灰、アメリカセンダングサの花
2
恋愛はジェンガみたいに壊れるか壊れないかのチキンレース
0
息を吸い背筋をのばすその程度虚勢に基づく背の裏の心
0
おっぱいを受話器のように耳にあて恋人の夢を盗聴する
0
人死は薔薇一本に値して秋は夜空に薔薇降る季節
0
探してた 自分だけの 赤い糸 たぐり寄せても 見えない相手
4
牙を剥き虚勢で保つ身の哀れおやすみなさいブランコの庭
2
霧雨のはるか彼方の鐘の音はわれを鎮めるパスワードなり
2
叱られて朝起きたら食パンがあるバターみたいに心が溶ける
4
時折は日陰の黒い石として世界を眺めていたいのですが
4
弟
(
パパ
)
のため
お姉ちゃん
(
他人
)
になりきるの。
青い花飾りつけて歌うの。
(
貝殻の耳飾りは我慢。
)
2
どうしても水に惹かれる
質
(
たち
)
なので夜の
溝
(
どぶ
)
すら綺麗にみえる
1
言いたい事一つ一つを確かめる息継ぎをする星の海の下
2
ハムスターに脳があればこんなふうと甘栗を指すけれど あるだろ
3
合法で彼と話せる地理Bのペアワークだけが今日の楽しみ
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