カロリーが2分の1のマヨネーズ 理論的には倍かけられる
9
ご利用は計画的にのCMを 3度見てからパチンコに行く
3
メフィストずる爺「落陽」のあのじいさん夢破れた兵隊も あの頃の児の記憶に棲みて
7
ほど寒き雨香る夜のしじまにも 走る人あり語る人あり
10
日暮れどき 氷雨にけぶる赤尾灯 魔に逢わず着け温き寝床へ
9
同じとき 景色はかくも異なるか 七月の五時 十月の五時
14
僕むかし 忘れてないか 何のこと 記憶喪失きおくそうしつ キャラ設定 (にじさんじの叶君を思い浮かべて考えたのだ)
2
トイレットペーパーひとつと引き換えの命の散る日 初雪予報
9
若くして要介護なる友の眼は赤子の如く澄みて二年ふたとせ
26
瘡蓋かさぶたを剥がす そこには はじめから 何も無かったと言い張る為に
11
感性は死んだよ良い奴だったけど 鈍った挙げ句に手首を切って
4
少しだけ夏が恋しくなっている十月終わりの寒い雨降り
11
「寒いね」と言えど返事は来なかった そういや君はいないんだっけ
8
起こした責任をとってくれ満月 今夜はお前を抱いて寝る
3
今に誘われてくれ 過去に攫われてくれ 優しくない人たちよ
4
すみません 背骨のねじれた男性に似合うスカーフ置いてませんか
6
秋霖に固き地盤の悪の花根腐れ朽ちて野の草潤う
6
寝る前にハンドクリーム塗りたくてきみに小指を吸われるのを待つ
4
階段で 足の置き場をまちがえて 転がり落ちる 世界が回る
17
一日に十個も食べてはいけません 親は宇宙の法則だった
7
詩の秘密をさぐらんとして朔太郎 その都市てきな青さのうちに
6
たいせつにされる権利は誰にでもあるものだけど、毒親育ち
14
熱が出たくらいで来るなもう泣くな氷枕を敷いたくらいで
8
足先が冷えて 靴下引っ張り出す(モコモコ) 茶などハーブティー お代わり 布団にもぐる
14
雨が降る バイトに出掛けたあの人は傘も持たずに行ったのだろか
8
ねむそうな チビ猫なでて あったかい おみみのさきまで ぬくぬくちゃんよ
16
坂の上の空き家の庭をいっぱいにコスモス咲けり 荒れにけるかも
13
憂鬱を 忘れんがため 狂いたし ただそのために ただそれだけで
15
少年がエロイムエサイム唱えれば 怠惰なメフィスト寝転び出でる
7
水面みなもへと浮かび出るのを待っているそんな気分のうた詠み時間
17