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夢叶う友の内示の報告に歌い上げたい♪いろはにほへと/3月
12
終日
(
ひねもす
)
を吹雪の止まぬ彼岸入り
亡父母
(
ふぼ
)
は迷わず帰るだろうか
46
記憶力文章力が落ちてきた関心だけは持ち続けたし
12
虚実あり幻と見る営みに今日分かれゆく死者と生者に
9
『ふつつかな悪女ではございますが』
(
最推しのコミック
)
アニメ化・第一報 ドラゴンボールロスは癒えるか
8
傷心も気丈に受けて可憐なる杵築の
祭
(
さい
)
のきみ遥かなり
13
菜の花とカラシを和えて皿に盛り 気分だけでも食卓に春 /寒い
16
綺麗だな ビーチガラス。 割れモノも 角がまあるく 人の心も
8
はいチーズ 友とツーショット シャッター切る 隣の顔だけ 割り込み坊主
4
はじめての 水族館は
十歳
(
じゅっさい
)
にて 潮くさい海 映る変顔
8
スカボローフェア響く部屋どうしようここではうまく息が吸えない
4
いつもより重いカバンの中身には今日の私のご褒美用に
10
単品でエグチスパチキワンコインマックの卑しい注文方法
5
ロラゼパム診断書の空白に 数式書いた神戸大学
5
日が暮れて冷たい雨の降る空も急ぐ白鳥鳴き交わす声
17
泣きながら寝たって朝は来るのだし キャラメルくらい舐めておきなよ
9
君のなを 浄土の土産に戒める 楽しみに待つ 地獄へ堕ちても
8
新卒で 忙しき日々 目が回り 帰路の楽しみ 肉まんのため
17
あな嬉し女子呑み会からお誘いが お財布モテでも伸びる鼻下
11
ポリ缶に微妙に石油残りたり 開花までには足りるか足りぬか
16
緩やかに流されるまま昼寝して夢と
現
(
うつつ
)
が溶ける
境目
(
さかいめ
)
14
やみくもに流れた汗は滝のよう自分の軸がぐらりドロドロ
3
竪琴の教室見学老い二人爪弾くつもがもつれからまる
15
取り戻す以前に既に失っている泉に落とした斧の行方は
6
コンビニで電気料金支払って牛乳買った宇宙服の人
8
何となく頭をよぎる父の背に あぁ彼岸かと暦見る
13
頑丈な老婆が座席の前に立つ 席に座らず譲れと怒鳴る
6
天体の運行を知り
我
(
われ
)
を知る
我
(
われ
)
の無軌道些かなりや
6
人生で わたしにとって 大切な
10
秒間は 短歌詠むこと
20
十年後気づいた過去の結び目を今更繕う愚者の涙は
6
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