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孫たちの祭りの土産ういろうを みたまに供えお下がりを食む
30
不足なく暮らしていれど時折にふと寂しさの滲む夜のあり
40
この街を去りゆく君が乗る電車僕の心も少し揺らして
13
病み上がり 外出て見上ぐ 青空は 酷く鮮やかで 眼がぎゅうんとした
23
「じゃ、またね」君の最後のメッセージ またねって事はいつか逢えるね
34
約束はしないでいつも「じゃ、またね」 あの頃のよにいつか逢えたら
34
信号は 同じ景色見 四六時中 働いている 飽きぬのだろうか
18
あれってこれみたいだねの繰り返し 例えみたいな人生綴る
6
一日に 一首投稿 丸二年 過ぎたことすら 忘れるほどに
14
早朝の 九月の風に 秋見つけ 虫の
音
(
ね
)
響き ホッとひと息
25
小庭にも揚羽舞い来て心浮くそよぐ木立ちにキジバトの声
25
雨あがる
竿
(
さお
)
しなる程洗ひ物 活きる証が町にはためく
50
別れ際 窓際 君の見る方は 僕の知らない 夏の青空/r
12
赤毛のアン まさに今また 読破中 毎夏泊まりし P
プリンスエドワード/猫母CAT様
16
コマーシャル この間まで 夏模様 余韻などなく すでに秋冬
8
百均の一本百円ボールペン複数本よりオーラ出しをり
42
新米と秋刀魚購いささやかな幸かみしめる十三夜かな
40
蛇口から水滴ポトンと落ちる音静まる部屋でテストを受ける
10
採れたてのさつまいも蔓の手の汚れ
束子
(
たわし
)
で擦る皮をむくごと
30
まんまるの 月夜の晩に 秋の風 過ぎゆく夏に ラタトューユ煮る
26
学んでも 学んでもなお 我が成績 良くはならざり ペンだこを見る
23
終盤も 勝ち負けだけに こだわらず 面白ければ と言い聞かして
7
週の明け戦ふ人の動き出すせめて涼しき風のあらんと
43
日差し避け夕方庭の草引かば頭上飛び交うシオカラトンボ
32
買うときが 一番ピーク またしても 積んでしまうの 本やレコード
8
気遣いを しようと意識 しなければ 出来ぬ
性
(
さが
)
だから 頑張ってみる
17
義父植へし老木なりたるイチジクの小さき実集めジャムにする朝
43
蝉たちは 秋の虫へと 次々に バトンを渡し 季節をつなぐ
26
朝夕にデイ送迎車行き交えり老い人多き坂道の町
34
十六夜に 悲しみのパス蹴り出せば ゴールキーパー彼方より来る
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