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つゆのまか 鏡のなかのわが髪の 白に褪せたるテセウスの船
17
「ローゼ橋」「ランガー橋」など口にする 天草五橋 記憶のかけら
19
M
D
の消えた世界で僕は今子供のお下がりを着て眠る
12
「春を売る」 意味を知らずに いれたなら なんと素敵な情景だろうか
6
柔らかな 豆電球の太陽と ザラメの星を 孤独と呼ぶのだ
6
ぬりえはね わりと得意よ あと
5
分 四分の一 当たりゃ御の字
4
忘年会 はしゃぐ大人と 待つ信号 ゲロ避ける帰路 手には単語帳
8
そしてまた この島の あちらこちらで 恋人たちの うたが聞こえる
4
オクテット則その過不足を考えて昼過ぎのカフェ •レストラン
5
手巻き寿司 頬張る視線は南南東 握るその手に祈りを込めて
7
このまんまひとつになれると勘違うほどのいのちの近さが愛か?
5
でん六に赤塚不二夫の鬼の面定番だった私の昭和
40
解答が済んだら丸めて食べること苦い味なら不合格です (①・それぞれ
個室で
(
・・・
)
テスト中)
13
恵方巻 向く方角の パターンは 四種類 意外と少な
4
天球の幕の裏には光ありそんな月です今宵の月は
43
熱は出ずスーとする飴舐めている仕事イライラすぐ噛み潰す/くしゃみその後
8
思ってもいないことばっか言わないでよ 愛だと錯覚するから
4
私たち永遠でもなんでもなかったね またねとかないんだよね
4
きみに宛て、消したツイート 見えてたの? ありがとう、わたしこわがりなんだ
9
思い出す幼き日々の空模様いつも変わらぬ寒い曇天
8
散歩道選挙の車手を振られゴメン隣の選挙区なんだ
10
いつの日かあなたの隣に立った時 がんばったねって頭を撫でて
13
朧夜に 白球追いかけ 声をかけ いつか来たる 日の出信じて
5
冬の木の指先飾る紅い花ひとり佇み春を告げつつ
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群れに酔い 失いかけた 現在地 ひとを見下し 刺すピンは赤
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バスボムの終わりかけを握りしめ 砕いて星にしてるの内緒だよ
4
方角も 無言もなしの 恵方巻き 美味しく食べて 幸せであれ
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真冬日の午後を脳活体操でアップデートは座位の姿勢で
26
通学路 やけに小さく 見えた秋 こんな風に大人に なってくのかな
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節分で巻き物代わりに牛丼を これも一種の多様性なり
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