愛により理解が妨害されている そんな場面を何回も見た
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不知火を「ふちび」と読んでしまう君 幸せずっと溢れますよう
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背中に刺さった無数の後ろ指、鉤爪になってもう抜けない
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ぬるま湯に浸った真綿に潰されるここに君がいてほしかった
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星は無く水面に揺れる月でさえ私を笑っているようだ
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憧れていた生活に蓋をして仕事をしていたことに気付いて
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一等賞 君は自慢げにピースをするから 紛らわしいなと
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行かないで 逃げないで ねぇ去らないで 私まだ何も手にしてない
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人生もほろ酔い気分で丁度よく廻ってくれよ、もう三十路だし
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さようなら、さようならって声に出す 卒業式の予行演習
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あなたは聞き取れましたか 四文字の祈りと恋と別れの声が
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地下鉄の走行音でいなくなる言葉は未だ漂っている
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あの人が今日は私に優しくて悲しくて嬉しくて悲しい
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王たちの 覇権争う 姿には もううんざりだ 民が犠牲に
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アメリカが 追いつめるから プーチンも 牙を剥きだし 抵抗してる
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「ライオンが去年の秋に死にました」からのガラスに映るかなしみ
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甘いねと笑った君の横顔に当てはまるものは恋だと知った
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偶然に 君の志望校 聞こえたの 一緒だ・・・なんて 期待しちゃって
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君とまた 会えるかななんて 卒業式 恋心散る 桜と共に
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冬の朝は君が抱きしめてくれるからこのまま春が来なければいい
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イヤホンが片耳壊れ聞こえない 姿を持たぬ恋人のせい
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私にも泣く人のいてぼんじりの串には四羽分の悲しみ
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「七階に自由がございます」という天国行きはエスカレーター
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国が国を消すのではなく人間が国を消し去る日を望む、なお
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元カノの生存確認のLINEへ 死んでいるからほっといてくれ
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甘くないリンゴを食べた ハズレ者同士仲良くやろうよ、兄弟
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いつだって世界の破滅をねがってる貴方の恋の終わる日の歌
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雪で組む椅子などなくて月もないそれなのになぜ帰れないふたり
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元カノは僕のこと元カレとしか思わないよなまぁ、いいんだが
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サバンナは街のはずれの電柱のそばに寝そべる空き缶の中
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