夜行バスがきらきらこぼす憧れを集めて星にする仕事です
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和菓子詰め合わせパックの最中とかゼリーとかだけ食べてく輩
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来世でもわかるようにと合言葉考えた今日があれば充分
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西よりのヤバ雲を見て窓際の席を確保し雷雨楽しむ
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真夜中に激しくなった雨のこと君が知ってたことが嬉しい
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道端に 誰の手袋? 雨風に 日ごと晒され ぺちゃんこ哀れ
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何気ない 朝の光は 冷酷にも 今日という日の 始まりを告げる
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月面を歩くのに似た足取りで地上の雪を踏みしめている
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愛情が 跳ね返される 現実に 逃避するよな 逃げたくなるさ
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土を手に 触れてみる時 温もりが 感じられれば もうすぐ終わり
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可能性 閉じるは己 己のみ 勝手知ったる 己の仕業
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広大な 大海原を 前にして おはじき弾く 度量のなさよ
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弱きもの 砕け散ったる お茶碗を 後生に守る 次に行くべし
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一輪の 花をもらいて 舞い上がり 手を差し伸べて 利用されたし
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老いぼれた 犬はとぼとぼ 歩くのみ 死に場所求め 今日も空見る
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目に入れた 器具が浮かびて 見える時 死神笑う 人の逝く道
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また消えた 一つの泡が 弾ければ 七色の虹 溶けて過ぎ行く
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うたかたの 恋は幻 消えゆけど ちぎれちぎれに 茜雲かな
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お祝いと称して寿司を食いすぎ怒られた
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大好きなビールの瓶で武器作る老人の背の悲しい怒り
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白馬でも王子でなくても酔いどれの私を迎えるあなたは騎士ナイト
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瓶ラムネビー玉落とせば戻らない 君との夏へはもう戻れない
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不具・不在・不能・欠缺・無理・毀損・煙滅、短歌帳を満たして
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迷わずに観客席を指さしたどこも舞台と知ってるきみを
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価値がないところが俺の意義であり、見出されると溶けて無くなり
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「最賃」で検索したら0首であり、こういうとこがだめだな歌人は
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逍遥の主題奪った薔薇でさえ教えてくれぬ 自分の在り処
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板の上全てわかるのまた全てスポットライトの塵と踊るの
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心奥しんおうの毛細血管染み付いた何処の旅路白く煙りて
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音ズレが激しい動画のようなんだ体が心に追いつけなくて
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