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蛮行はゆるされませんほら見ろと
北叟笑
(
ほくそえ
)
んでた己は
如何
(
いかん
)
8
悲報聞く持病の一つと重なりし ひとそれぞれとわかってはいて /いしだあゆみさんの御冥福を
18
熱々がイイのは鍋の豆腐だけ 猫舌温度のカフェオレを飲む
16
予定きめると 狙ったように おでましだ 今月前触れそんなになかった(油断した)
11
よくなくねこ あんまりなかない ねこもいる おしゃべりずきは あぴーるじょうず
16
水筒のパッキンすぐに入ったら朝のルーティンパチリとハマる
11
うつくしい路傍の星になりたいと 願ったきのう 朝はつとめて
7
友よりの 食材詰めし 送り物 いつも美味しき 郷土の恵み
18
適当に辞典めくれば「ナポレオン」「鍋」と「生」の間に君臨
16
愛だとか 優しさとかも 無償では めったにに提供されてないから!
8
ペンギンの行列の如 ユラユラと 頭や肩が揺れる人混み
23
雪消えて地面を見れば瑞々し草の芽も早背伸びしている
14
追憶が層を成しては花弁に ハレもケもない春の呼び声
12
絵が好きなあなたなら絵を乗り越えることのできない壁にも飾る
13
ランコース 歩いて気づく 鳥の声
4
寝たきりと言えばうちもと独り者母
看
(
み
)
る野郎二人見つかり
15
禅宗の修行のルーティン見て思ふ わたしは逆に「自由」に縛られ
18
頬を刺す北の風にも春の陽の彼岸の入りの
牡丹餅
(
ぼたも
)
の
亡母
(
ぼうぼ
)
29
屋根の上身の丈程もあった雪いつか退き汚れたトタン
19
映画より君が気になる結末と引き換えに見る君の横顔
8
窓外は余寒の雪に雨混じる春分間近の月曜の朝
11
省みて 山あり谷あり我が人生 不器用なれど
処世
(
よわたり
)
知らず
19
久々に続編の出たシリーズにあれ誰何と記憶を浚う
10
振り仰ぐ輝く白で気を裂いてV字崩さず滑りゆく鳥
13
「ここ三年、積もってなくて」と純白に 足跡増やす 埼玉の君
8
四つ打ちの重低音が響く胸にはないきっとぼくのこころは
5
終電で変身ベルト締めながら明日の会議のプレゼン思う
14
後ろから突き落とされて青空がどおんどおんと波打っていた
4
ペンギンはにんげんたちをじっと見てべつになんにも考えてない
8
だるそうなあなたをひとり教室に呼ぶ卒業を人質にして
8
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