なんやなぁ東京砂漠や同期吠え首都高はしりとほくの寮へ
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あなた一瞬で華やいだの 儚いサクラ色の生き様をみる
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一聴に愛があふれるこの気持ち盛りこぼしたる升のよい酒
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語る口語られる声雰囲気にひゃっくりさえも吾の心刺す
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蕎麦を持つ気持ちの端にいなり寿司レトロ出で立つ吾を誘う色
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情けない顔して眺めるモニターを背景にして揺れう葉の音
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水滴を紙に落としてふやけおるようによじれてたわむ天井
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出来事は一つ 僕らはネガティブに受け取り彼は素晴らしいと言った
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君はただ この続く酸素の かたまりの 同じ真下で 笑ってる
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昨日会議でドタバタ熟議あったのかカメラ屋の明日厳しいからか
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免罪符与えるような妻に女子していいよとはビールが好きで
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改革ヘ熱意のなさを露呈しているように今いい友達に
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トリムしたさつきのうえの姫沙羅は清けき風に舞い降りて笑む
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老夫婦 手を取り合って 歩を進め うらやましくて 涙こぼれる
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うた読んてほっこりとするひとときの珈琲の香のしあわせの湯気
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目を開けて時計を見てまた目を閉じる朝の六十分は永遠
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淡々と 生を営む日常を 愛しく思ふ 清し朝には
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刈り上げ切りすぎカットに、まっ夏バージョンかな、軽やかに☺️
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始発通勤涼しく、週末は静かに混んでます、よい一日でありますように
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3Lの宮崎マンゴウの到来に子らへ感謝し父の日を待たむ
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夢の国 あなたの言葉 胸に刺す逆境の中 美しく咲く
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朝マック 食べたかったが 朝七時 変わりに選ぶ 君だチー牛
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天国と地獄の沙汰も僕次第ならば懸命に生きていこう
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出で行くとキミは怒って飛び出した カギは開けとく先に寝てるよ
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四月から六月まではすぐに来た八月だって間もなく、に来る
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深夜2時 犬が寝床にやってきて なぜか枕を譲らされてる
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巨大だし毛も生えてない人間を愛してくれてありがとう、犬
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電池切れマウスの蓋を開いたら 何故そこに犬の毛潜む
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そこかしこ紛れた毛さえ愛おしく思う日はまだ来なくていいよ
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畳まれた服を ワシワシふかふかに整えた上で寝る犬
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