最終日 御破算で願いましては右へならえでトリガーをひく
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コーヒーを警邏あるいは探索する猫を捕えられない朝餉
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こんな日に限って電車は何事もなく駅に帰す僕を残して
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われわれの砂絵を誰が消すのだろう どのように終わればいいのだろう
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神様が 与えたものを 拒むより 活かして生きよ それが本分
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もうすでに 賽は振られた 後だから 覚悟を決めて やることやるさ
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恥じるなよ 真の姿で 生きること 逃げるわけには 行かないからな
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限界を 設けていれば そこまでは 自由気ままに やるだけのこと
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余裕など あたりどこにも ありゃしない 待ったなしだよ やるしかないよ
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来ないのか ならばこちらが 出て行くか 恥など知らぬ このままよりも
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シャボン玉のプリズム色の球面は動きまわって生きてるようだ
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きみの手にみちびかれ入る深き森くらくしめりてほのあたたかく
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気がかりが耐え難くあるこの世でも光は不足なく流れ込む
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扇風機つけた途端に風下を陣取る猫に夏を見つける
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最後には 「フィクションです」と お決まりの 言葉で括った 頸に浮く赤
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街角を 三度曲がって 着く距離に たぶん出会いは 転がっていて
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はじめからいなかった人の代弁はあなたにもわたしにもできない
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体温と湯船の境が無いもので 溶けて流れてやがて大海
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おむすびは祈る家族の一日を 今年初めて蝶が横切る
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SOSは部屋にしまって出かけよう 電波時計が命じるままに
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何もかもいやになったと言いながら明日の服を考えるひと
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両の手に 抱えきれない 花びらの 色の掠れを 覆う陽の白
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飛び降りて人差し指をコメカミにそおっとあてて「パァン」といった
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君のことわかったような顔をして哲学の薄墨をするうた
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春の花 満開になる頃 彼は泣く 訳は聞かずも 分かっているよ
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一般に 欲は破壊を もたらせば 愛は世界を 構築できる
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一般に 欲は己を 追求し 愛は他人に 己を捧ぐ
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自らの 欲をひたすら 満たすより 他人のために 愛を捧げん
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愛すれば 愛はおのずと 湧き上がり 愛されるもの 鏡のように
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愛のある 人を探して 幾千里 出会わぬものよ 愛がなければ
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