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豪華船 貴方に出会い のぞみ知る 深淵の闇 抱えながらも
1
はじめおわり おはようおやすみ ねこと交わす ヒトは時間差で 寝てるもんだから
4
秋田にて 山に憧れ 旅をする シリアの人に 世界を知るか
3
大雨の 音がますます 激しくて ふたりはさらに 包まれていく
6
終
(
しまひ
)
には
誰
(
たれ
)
の
殘
(
のこ
)
りて見やるらむ
皆紅
(
みなぐれなゐ
)
の空の終はりを
3
今の祖父 同じ質問 繰り返す 人の名前も 忘れるばかり
2
砂浜と一年ぶりの再会に大はしゃぎして駆けるサンダル
5
柳絮舞う堤をゆけばどこからか寄り来る蝶は亡母か亡姉かと
10
優しさって、気持ちに寄り添う事と思う、同じ高さと同じ深さで、同じ景色を見て感じて
1
水底に沈めた君が何度も手招きするから夏は嫌いだ
4
沈黙と眼鏡とひかる黒髪と すれ違うたび水色の匂い
4
知りたくてその長い袖めくったら 怒られるかな、あすも猛暑日
2
ポジティブに、気持ちアケアゲなる空の、青に向かって深く呼吸、今日の自分に充電完了
1
きみの前 あわやトレモロの心臓 世間話を抜け出したくて
2
獏が食べ残した夢の断片をパズルのように当てはめる朝
9
居間にあるバリの土産でいただいたお面がずっと他人行儀だ
5
長靴も靴下も履きなお刺され上は無事だがなぜ足なの蚊
8
海底へ 差し込む日差しに 照らされて ぼくらの心が 暴かれてゆく
4
ボディソープ せっけんの香り ホッとする 小
(
こ
)
ビール飲みたい 今夜は、まいっか
4
今日もまた一日を寝て過ごす日々 梅雨だからこそ罪悪感なし
2
七月に生まれた兄はカブトムシ親方ぶってて高値取り引き
7
六月に生まれた母はカタツムリゆっくりなのにどんどん進む
15
凍てついた寒の月夜を見届けて暦を剥がすソーレ七月
10
ふっかふかもふもふしたの集まって部屋の角でみなねむってる
6
終日を雨音聞きつつ過ごす日は独り居の姉如何におわすや
7
シャレオツな店で洋菓子頼めども なにを食べてる?見当つかず
1
夕暮れは 秋でなくとも 良きものと 雨上がりの空 見上げて思ふ
10
1日に一首くらいは 風流の 真似事したき 四季折々に
9
バルムンク 不意によぎった この単語 ぶり返したのか?厨二病よ
1
千歲
(
ちとせ
)
ふり
穿
(
うが
)
てし
窟
(
いはや
)
の
雫石
(
しづくいし
)
母者人
(
ははじやひと
)
なむ
瑞齒含
(
みづはぐ
)
むまで
1
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