鬼は独りDépaysementデペイズマンを振りかざしより破滅的な響きを探る
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「殺したいのは神だった。でも神は人だったので人を殺した。」
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あの人のベース爪弾く指先は夜空のような芳香かおりをしてる
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貪欲なその人生に祝福を 世界を喰らい尽くせ骨まで
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額縁に収まらないと知ってからいっそう君の虜困った
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今朝菅が外出ダメって言ったから四月二十日はコロナ記念日
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ひそやかにリュート鳴りいづものなべて薄明となるいのちのはてに
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スマホには行くことのない場所があり 美しくあり醜くもあり
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ゆるゆると鴨を引き連れ花筏 西の入江を染めに、と笑う
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我が心 君は知らずか 空蝉の 残せし衣 まとうは意地
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密会の公園昏き春にして風のまにまにきこゆるチャイム
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しぬれども 空はうつろはず 青からむ 真に己の 小さきとうたう
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今何をしているのかと気にかける事なき胸の穏やかな凪
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雨の音?聞こえづらくて窓開ける水の匂いが土にぶつかる
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分かち合う心を持たず行こうとも若葉は変わらず柔く眩しい
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選択をせずに置いてけぼりにした過去の自分に会いたい春夜
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お尋ねの窓については出口ではないという認識でおります
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変わりゆく時代の中で変われずに「変わり者だ」と揶揄される僕
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雑草は校舎の影で凛と立つ僕に強さを分けてほしいよ
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幸せな少年時代を過ごしたと雲には告げる四月の校舎
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初夏の空ふりむきながら見上げれば小雨と流れる雲の鳥かな
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大人だからコンデンスミルク舐めほうだい 大人だから気になる血糖値
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強手の中を僕は生きてきた そして今温もりに支えられてる
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星図鑑顔に伏せつつまどろめば初夏の風吹く致死量なほど
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生きてると 実感するのが 怖いです 息をしている腹が減った 脈を打ってる眠いと思う
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いつまでも心に居座る君の影を言い訳にしてひとりで生きる
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眠る君にキスしないまま冷め切ったギョウザを咀嚼する午前2時
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苦痛には二つの消し方があってあいつはそっちを選んだんだな
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ほんとうにやさしいですね水なしで飲めるくすりみたいにやさしい
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歌声も覚えてないのに手袋のざらつきだけがずっとこの手に
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