煩(わづら)へる人の涙を種として咲かせ願いを 砂漠なる薔薇(デザート・ローズ)
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花揺れるふたりの逢瀬約束は幼い指にひかりの指輪
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日曜に帰ると息子にラインする お疲れ様のスタンプ届く
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ユニクロが服着て歩いているような君と暮らしてやろうじゃないか
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手癖なの、紙を小さく折り畳む、ドアノブ近くにただ一人居る
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観覧車が止まる瞬間なんてない 見えないものはないのと同じ
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透明の 壁を突き抜け 朝が来る 過去から未来 時間は続く
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三百万、銀行アプリに刻まれた。 人生、お金に変換してる。
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わかってよ誰も聞こえぬ叫び声 暗い1K枕の中へ
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ぼんぼりのような桜の枝掲げ濡れた道路に一人立つ、雨 /改
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ねこたちのお土産オヤツを詰め詰めし 嬉しげな表情(かお)早く見たいな>明日
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人混みにたゆたう心ここになく白昼夢にあなたと出会う
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二人して 寝ころびスマホを いじるとて 羨ましくない! 羨ましくない!(涙)
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年明けて もう3ヶ月経ったのか 年々季節が 早送りになる
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十六年一緒に暮らしてようやくに分かってきたかも 犬語なるもの
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「なんだかな、かったるいね」と寝転んで 二人並んでスマホをいじる
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肌寒い雨の中 咲く桜見て 冬はとっくに過ぎたらしいが
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なんでかな 心が 身体が 重たいの すべてを気圧のせいにし眠る
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雨嵐 泣かずにおれぬ 空の果て 人になだめる すべはなけれど
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満開の桜に雨が降りかかる しとしと はらはら ぴちゃぴちゃ ぽとん
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この雨で咲いた桜は散るけれど また来年も見に行こうね と
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まだ寒い冬の足跡残るけど 春の気配もしてきたような
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「つめたいね」「そっちのほうこそつめたいね」耳触り合う 真冬のふたり
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低気圧 晴れない気持ちと空模様 頭痛薬飲み、雨はしとしと
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春の海 この指はなさぬ 恋の袖 溺れた心臓 抱きしめるまで
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件名が「応募に関するお知らせ」は 今後の活躍お祈りされる
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雨はまだ止まずに国道20号線を濡らして頬を濡らした
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件名の「応募に関するお知らせ」で メールボックス埋め尽くされる
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とどかない背中のファスナー 高い棚 天使のハシゴに救われている
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みちたりた月になぞらえる人生は梅か桜か 野に咲く花か
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