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前の人、芸人に似てない?って聞く前に君は窓の外を見ている
3
一月
(
ひとつき
)
の君の笑顔 アルバムから消える今日だけは 見返させて
3
ねこたちが たらふく食べる お姿を 見るねこ母も まんぷく気分
9
下みたら忘れられずに立ち止まる 日に日に揺らぐ昨日のようで
3
春の夜に貴女に夢をみせられた ゆらり妖しく咲く桜人
7
夕空に涙こらえて「さようなら」 去った後には消えぬ悲しみ
3
過ぎる時会話の中に告白し 夏の夜空に言葉が続かず
2
春爛漫君と見上げる桜花 今宵花より君に酔います
7
花の
上
(
へ
)
に
宿りし露の
徒
(
あだ
)
なれば
契
(
ちぎ
)
りをかこつ
雫
(
しづく
)
なりけり
5
ツバキ咲き ジンチョウゲ咲き サクラ咲き 遅延の春は 特急と成りて
14
五ミリほど合わなくなったローファーをスニーカーに履き替えてゆく
7
褪せてなお面影のこす花のようにわたしの骨も愛してください
4
この街で 生きてく限り 幻影
(
思い出
)
に 苦しみ泣いて 終わり来るのか
9
考えが頭の中で連鎖する 考えたくないそう願っても
3
「この
愛に
(
歪み
)
、私が名前を つけるなら」、そこまで言って、孤独に気付く。
6
桜花咲く春の訪れ満開のマジックマンの神業みたい
3
福島の馬走るとこ訪問し大興奮の生観戦を
2
付き合ってる間に可愛くなっていく君を見て 人に取られる心配をした そんな
時期
(
とき
)
もあったっけ
3
ブロックをつまむつなげるひきはなす 一つ一つが真剣な指
13
擦り切れた薄布が揺れ、射し込んだひかりにきみの名前をつける
6
もう一度 愛されてももう あの頃は 還ってこない 花よ散り去れ
11
大好きな あの人を想い 業務過多 心の支え 春風のよう
11
業務過多 深夜の事務所 窓辺にて 池の水面と満開の桜
8
逢いたくて 逢わない方が善いのだと 自分ころして 幸せ願う
13
新幹線 乗りて帰路つく窓際の 映る向かいの 子仕草笑う
9
赤ちゃんと 視線が合うと ついバァと 親バレぬよう あそぶ喜び
11
黒い紙に黒で書いた告白はほどけて真白い蝶になった
4
復興の道しるべのと鉄道の再開はいい出会いの予感
4
傷ついたきみのほうがうつくしい いつか呪って四度死ぬから
3
春の午後 庭の片隅 咲く花の たくましかりき 命の連鎖
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