兄妹の愛しむ日々にザル菊の二千の株に温もりの秋 / 小田原の鈴木様の庭園
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寒い夜は 妻と囲みし二人鍋 湯気を肴に晩酌進む 
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絶対に 記念日だって 忘れてた でも予約した それ才能ね
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月見えぬ夜は大きな犬連れて 少し離れたコンビニ行こう
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右向け右で左向く 倣ってる奴らの目に見る姿で我知る
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酩酊は知らぬが苦しみ溶かしたくて 風邪薬飲んで飲んで飲んで
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己より上を鳥だと羨んで下を魚と蔑む水面
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逃げられぬ 奨学金と雪国と母の電話と結婚話
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七日間悪逆非道を尽くしきり 世界で初めて地獄行きのセミ
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鳥も火も海も宇宙も大地さえ俺らの死体なんざ知らんさ
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患ったゆるい3000の中毒 死んでないからそれで良いのだ
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己へと折れても進め まだ私人という字の支えられる線
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一言で片付けられるようになる 言い訳みたいな言葉好きなのに
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刻まれたぬるい理はみだせ!と横断歩道の黒を駆けてく
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1677万バイキング 満たされすぎて味がしないわ
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末娘の病の告白に泣く妻と動転かくすわれ医師なれば
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怖かった⋯でっかい蜘蛛と格闘し震えながらも張り手一撃
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数年間 勉強をして 知ったこと。 全く自分は 無知ということ。
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まだ音が無かった頃の言葉みたいイチョウと夕日の光に包まれ
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眩しくゆるむアールティ響く ただ口が覚えた延命十句 呟いてみる
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深夜でも連絡つくのが 姉弟きょうだいで 力を合わせて 母をサポート
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霜月も末に 鈴虫のこゑがする はちみつのお酒を ほんのひとなめ(養命酒)
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透明な砂がこぼれていくようなまだあたたかい夢をみている
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幸せな夢から醒めた午前二時 草木を寝かしつける木枯し
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集中を崩す煩悩気が付けば毛糸の目数がどうかしていた
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街の灯が幸せそうに見える日は私がとてもちいさいからだ
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今聞くと 歴史おもしろ 知りたいな となるのに何故 あの時私
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丁寧に 頂き物の 渋柿を  初めて吊るす 吐息躍らせ
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ジリジリと 時は過ぎゆき 煙草減る  浮かび出でしは いつも下の句
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ナニ詠もう あの題詠んだし 次はコレ  パッと浮かんで パッと消えゆく
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