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降る雨に睛をさげし幼な児に、返り咲きしは、まろき踊り子
0
お風呂っていつも仄かに死の匂い
2
ああ君のパチンコ依存さえ綺麗、顔が好きってそういうことよ
2
右肩を君につつかれ温もりはいつまで経っても思い出せそう
1
昨日まで君とみた空もう二度と同じ形の雲は流れず
8
教室で 君とふたりきり 目が合うの 真っ赤になるのは 夕焼けだから
2
居残りで 電気の付かない廊下歩き 一人の怖さを知ったこの時
0
反りかえるそばから剥けてゆくような柘榴が口に含まれている
0
深淵に灯りを投げて夜に耽るハガキ職人しかいない二時
2
紅褪せて葉織脱がせば樹袢無し去り行く君に凩踊る
1
君が為 詠まうか歌を 恋の歌 いつか叶うや 信じたまう
1
あの人は他人
(
ひと
)
の男であの人も私もただの他人だったね
0
頭から落ちていくとき魂は天に向かって飛んでいくんだ
0
ものなべてこの涯無きを負ふゆゑに傾ぎて見ゆる青空の下
1
菓子パンのように貪る だからかな、いつまでも腹が膨れない恋
0
夜更け前 地球のかたち地の球でなかったころの記憶ゆめ見る
5
狂池
(
くるいけ
)
やデーモン飛び込む鐘の音
2
ひかりたつ少女のひげに揺れているミルクの雫ほどの性徴
1
これ全部饅頭にしたら何個分?椛の樹見て君は呟く
4
生徒会選挙は部活の組織票文化部内閣発足したり
5
賞味期限 1日、2日 切れたって 皆んな食べるよね えっ、食べないの!
4
吹白し、寒空峠 操輪を握る吾が手も 脂凝りぬる
1
見る頭ごとに雪ふる、霜つきの窓にも 朝の影が凝りゆく
1
小白鳥来たりて 黒き土を踏む。この麦畑の、新しきかな
1
この夜を飾る花火がなくなって推しを燃やして人間にする
4
眠れない理由が欲しくて好きだったあの人のこと理由にする夜
1
詩人らが やわかい心で生きてける やわかい世界であったらいいのに
1
遠い地の どうかあのこのそばにいき あのこを抱き締めてやってください
1
もうこれで 終わりにしようと思ってた 君の笑顔に出逢えるまでは
2
ブランコは行ったり来たり風を乗せしばらく揺れる風眠るまで
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