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彼の目に見つめられるとうつむいて 何も言えない初恋だった
8
キミと会うその日をひとり考える でも、たぶん、そう、想うは吾だけ
3
落ち込んで きみからきいた カルチャークラブ 踊り出したく なるのはなぜ?
1
弱いよな親なんだから強くなきゃ 息子の方がずっと大人で
5
「大丈夫」そのひと言がもらえたら ココロ落ち着き短歌が詠める
3
如月の霧雨が沁む傷痕に騎士団長は北風を負う
0
君がゆく涙は風にさらわれて吸いこむ空はどこまでも青
12
定刻に いつものふたり いつものよに 西陽に揺られ ガタンゴトン
1
君の言う「好きそうだよね、琥珀糖」CMよりも効果ありそう
4
銀色に糸引く雨の檻の中
陽光
(
ひかり
)
呼び込む友の言の葉
9
幾たびも今を限りと生きのびて巌のごとき威容は褪せる
3
雨の中家路を急ぐ雨傘を壊すはいつも十字路の風
10
きみはいま しあわせかい? 九年と ひと月まえに もらいうけたきみ
7
暗闇に慣るるまでの間ながかりき涼をもとめて
葦簀
(
よしず
)
の
庇
(
ひさし
)
1
「今度から気をつけます」と言う僕の座右の銘は面従腹背
3
心根の強い男になりたいなぁ 外面ばかり気にしてないか
5
「また会おう」「元気でいてね」「ありがとう」人は言葉で生かされている
13
いつからか歩けなくなった母を連れコロナワクチン接種に行きます。
8
たまごしか入らなそうな君のカバンたまごは全部思い出だけど
2
今度から七色じゃなく十色と言うね世界が広がるからね
4
王様は裸ですと叫ぶ役を押し付けあってるハリボテの国
8
世知辛い世の中憂いふて寝する 夢に期待の安眠グッズ
3
眠れない スマホをいじり 朝になる 不眠症があり 依存症もあり
3
玉水は軒に糸引く
蜘蛛
(
ささがに
)
の雲に閉ぢたる五月雨の空
5
名のみなほ昔長柄の橋柱朽ちや果つらむ五月雨のころ
1
つながりは わずらわしけど たっとくて あいとそくばく 協同と独自
11
この世にて 何を信じて 生きるかは 人の自由と 言えばそれまで
4
ダーウィンの 空想科学 信じれば 人の尊厳 獣と同じ
1
人間は 猿の子孫じゃ ありません 神の子孫と 言えば笑わる
2
永遠の 幸せなんぞ あるもんか そんなあきらめ 聴こえてきそう
4
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