ちらちらと陽炎が立つ 三十女が下りてくる坂
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田坂広志の「死は存在しない」新しい教えの様に量子力学
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明くるひも 結ぶ詩文に 繋がれて あいひかれあい 切れることなし
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旅の果て たましいふたつ ゆき逢はむ 嘉内に宛てた 歌のかずかず
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分岐して右に進めば沃野なり足踏み降ろす踵が沈む
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人生の解答求む貴方にも雑な僕にも春はくるらし
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野を下り月夜に吠える獣は仲間の匂いを嗅ぎつけるだろう
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短くも 長くもいつか 訪れる 別れと終わり 靴ひも結ぶ
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たがさとに鳴きわたるらむ わがさとは桃の花咲く春の夜の夢
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昼下がり 紋白蝶に 化けた塵 塵とて空に 舞い上がりたい
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母からの 便りが届く 出で立つ前 心配よそに なごり雪かな
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きみの言う「ずっと」はたった四ヶ月 タップひとつで消された私
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むらさきの石鹸を食い胃の中が夢であふれる夢をみていた
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限られた君の私の出来ること押し込むようにペダル漕いでく
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爪切りはどこでするかと聞かれたが家じゃ爪など切ったことねえ
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孫と嫁 娘と私 そして母 それぞれ想う 雛寿司作り
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あの人を 思い起せり 弥生の夜 受洗したらば また逢えるか
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もしかして明日がその日かもしれぬ なるべくやろう今日やれること
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何気ないその言の葉がさらけ出す 秘めて蓋した吾の不幸を
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アオハルを謳歌する花風に舞い今年も世間の顰蹙を買う
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僕の手を握る君の手の強さ 夜を占うこの交差点
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この指にとまれと言って集まった春を私は憂鬱と呼ぶ
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お向かいにお礼の品も買えなくて精一杯のシフォン焼く午後
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十数年、夫婦関係破綻して保護費得るには必須の離婚
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愛おしい彼のためなら違うのか?お向かいさんに焼いてるケーキ
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誰かって誰かわからぬ事を知るユーチューブへのコメント親指
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十重二十重包み隠してラップでは中途半端に明らかになる
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永遠は時間にもとめるものでなく心のなかで感じるもので
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「けんさんのことは好きよ」と言う君は「よ」のあと何を言いたかったの
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いつまでも綺麗でいたいと言うキミを冷凍保存するボクの愛
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