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これ前も撮ったような、と思いつつ今日もフォルダに寝転がる君
0
油爆
(
あぶらは
)
ぜ
180
℃
の鳥肉は霊言あらたか山の滝行
1
ワイヤーで留められているブランコを見るたび夏につれられてゆく
8
物置の隅にぞうさんじょうろあり 幼き息子に抱きしめられる
6
番
(
つが
)
いたる人ら春街溢る日は靴の先見るひとり病人
2
春来るらし招待状エンボスの桜にたまる離別3年
0
かぶら汁 母が作ってくれた味 柔かくて甘くて口の中でとろけるようで
1
「人間の心はどこにありますか?」胸を押さえた君を愛そう
1
「コーヒーは豆から挽くの」呪文だよ。 意識の高さ植え付けにくる。
1
走りゆく君の睫毛の燦然と光る様真似びて星が有る
1
朝になり 思い出すこと 悩むこと 机の上の 爪のあとを見て
3
唯一の我が希望こそニャアと鳴き丸く小さな牙を隠せし
0
僕の気は 狂っているかも しれません 半端ないです この不安感
2
感情が 抑えきれません ただ僕は 君に恋して いるだけなのに
2
僕の身は 寒くないのに 震えています 寒くないのに 寒くないのに…
2
君の星から届いてた「会いたい」を「寂しくない」と解読してた
2
戯れて 友を泣かせし 女児ありき 水面に透かす
大鷭
(
おおばん
)
の脚
0
記憶とは編集されて白昼夢 想い出はいつも美しくある
5
不機嫌と残り少ないオーデコロン 母の足音冷めたみそ汁
0
最後までそばにいてくれた影が回転ドアに巻き取られてゆく
1
僕を見て「どちらさまで」と言う祖母の孫になるため今日もノックす
6
いつの間に雪合戦になっていて僕は君だけ雪玉投げる
4
耳澄ます、遠いサイレン揺れる枝 ケンカする猫眠れない夜
1
ミサンガの千切れるときに音はなく恋のおわりにすこし似ている
2
若草の 身を散らしたる 種子の風 地に染まる紺 曼珠沙華なり
0
君の両手に余るほどキャラメルをあげるから、ねぇ、笑ってみせて
1
いつの間に 剥いてしまったささくれと 痛むこころに ワセリンを塗り
1
思う人と
(
触れられぬ
)
詠んで交わして
(
触れられぬとも、
)
側に居て
(
側に居て
)
思い通えば
(
君の匂いを
)
幸せなのに
(
感じるくらい
)
2
キャンバスは光そのものを描けない 旧約聖書も減色法
0
ハンダこて、ドライバーなら十本ある。 独りで生きる、覚悟もあるの。
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