野原ぴろし
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投稿数
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焦がるれば積乱雲はただならぬ熱量をもて天に昇りぬ
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拭えない今日のさみしさ 老けたなと鏡の前ではにかんでみる
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手のひらを太陽に透かしてみれば神よ僕らはみんな無様だ
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過飽和の呪縛をといて夏空にシュッとはじける三ツ矢サイダー
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日常を濾過(ろか)します 不純物側に優しい声を掛けてください
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「さみしい」で汚れてしまう 拭(ぬぐ)っても拭ってもまだ独りぼっちだ
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起きぬけに鼻毛ぬきゐて涙目のヒトデナシ目(もく)バ科(か)となるらむ
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柔らかきBの鉛筆削りつつその咎(とが)を見つ酔ひが身のすゑ
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高架下「どうせオレは」と吐き捨ててキューピーコーワ一本に泣く
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灰色の朝のホームの虚しさよ人身事故のアナウンス入(い)る
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愛してる 半べそかきの夕焼けと鉄道橋のキスを見ていた
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四面楚歌 社畜ぼっちのオレはただ太田胃散を味わって飲む
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公園が最果ての地っぽい夕焼けに染まって私、鳥になりたい
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