夫の摘む苺メインのスムージーゆっくりと飲む腸へ届けと
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夜になり 着替えがないことに気がついて 急いで洗濯する怠惰さよ
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家康の 妻も息子も 自害して 生き抜くことの 非情を見る
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バシャバシャと パブロでインク かきわけて イカ娘ちゃん 参戦します
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広がった部屋の面積慣れなくて散らかす算段つけつつ歩く
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光なき トンネルをただ 突き進む 辿り着くはず夢の続きに
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在りし日の 君の幻影 追い求め 公園ひとり 揺れるブランコ
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青々と澄んだ海に泳ぐひと恋をしたのはジャケットのきみ
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巻き戻し何度も何度も聴いた曲遠い昔の記憶を戻す
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猫の目を見つめてみればキラキラとビー玉みたいに光を集める
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黄昏たそがれに散らかった部屋でコリックと蓄音機から濁ったピアノ
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ほととぎすあの世へ誘う黄泉よみの鳥私の心身そちらにいざな
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花の名を教える母の尊さよ色とりどりの花が包む
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薬指の責任とって銀色の冷たいリングが指締め付ける
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春先の曇天の雲みた後で手先の冷たさ温めてね
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爪の色ピンクがモテると言うけれど好きな色は寒色系さ
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母親のあんたは男運ないからねその言葉から逃れられない
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繰り返しリフレイン さっきテレビで聴いたとこ マリーゴールドが 延々揺れる
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生き物の 毒があるのか 分からずに 食べたり触れたり 気づかぬままと
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年々と 暑さ倍増 バテバテで ダラダラ動く 灼熱の中
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思い出と紐付けされて筋肉の悲鳴さえもが愛おしくなる
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水面を裂いたバサロの水しぶき遠くに聞こゆ16の夏
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せめて貴女くらいはこのおれの汚いまなこに写さずありたい
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小さな手 つたない文字のささやかなおさない願い星よかなえて
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パーソナルスペース 本でも読むように あの子は傘の中で俯く
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子規曰く、「横須賀や只帆檣の冬木立」、ベルニーで邂逅、猫🐈達と❣️
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歌えなくなったあの日の血の味がいつまでもいつまでも消えない
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好きです の返事は後でいいからさ そうなんだじゃあわたしかえるね
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「絶対に返すから」と言う友に笑む 信じなければ裏切られない
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ヘッドフォン外して月を睨んでる人いてたぶん戦闘開始
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