窓の外あんなところに電柱が立ってたんだ、と気付く四日目
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一時間前の記憶もあやふやでやっぱり今日も節穴でした
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振り出づる鈴虫の声弱るなり夜風や寒くなりまさるらむ
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人生は甘くはないか舐めてみるどんな味かは後日報告
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イタズラな天使は寒い朝方に「今日は休みよ」そっとささやく
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でぐちしめ 人口半分 百十万人 どうにげるのか ガザはじき戦場 /福島原発で県内外避難者十六万人
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金木犀の 香りがすれば あの日々に戻る 心のタイムマシンよ
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すっかりと 秋になったね この前の 秋は隣に 君がいたのに
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玄関を入れば猫の待つような 空耳でよい声が聞きたい
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心根を鉋で削り取って売り 我は銭を稼げり今日も
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墓地脇で拾ったタクシー運ちゃんが走行中に消えちゃった怖い!
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はにかんだ笑顔の貴方あなたうしろには まっすぐ続くあの日への道
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背高のアワダチソウが 花盛り 主人あるじ無き田に 稲穂の如し
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ニ年前タグ付けたままのワンピースあの日の希望出番分からず
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後悔を バターの匂いで 上書きす ジム見学後の パン屋さん
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スーパーの出口スロープ縁石に 迷子のエリンギ腰掛けている
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異国よその地の骨血肉なり単語帳 涙も汗も順に刷られて
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ありがとう 求めてないが その言葉 聞けば心も 救われるんだ
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山歩き君と始めて三十年 思ひ出のこし なれは独り逝く
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いいんだよ みっともなくて弱くても たったひとりの味方でいたい
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私にもあるよあなたとそのあいだ 乗り越えれない不確かな壁
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小学校 金木犀が咲いてない まだまだつぼみ 花の盛りでは??
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半年毎 血液検査もなんともなく 秋の陽射しに心晴れやか
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新人さん 笑顔が増えて一安心 私には無い初々しさが良き
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イチョウ並木 陽と風受けてさわさわと 金色の道ゆっくり歩く
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夕立の後に 残れるにわたずみわらべ寄り来て水黽あめんぽと遊ぶ
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四捨五入「うん」で終わらす会話あり とお聞き入れる力も尽きて
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この心 回せど裏にひるがえる 小風にさえも ただクルクルと
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弁当の 粗熱冷まし ごめんねと 老いた母用 一口カット
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我こそは天気予報を覆す神の加護ある晴れの人なり
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