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夢の中をもがくほどに逃げる文字
0
背中と床と
境い目が見えない
闇のなか
0
胸中に虚無満ちるときに
詩
(
し
)
のうまれ綴れり文字はいずこより来る
1
帰らない一つの奇跡電車道貴女の影は今もこの胸
0
朝を忌む夜はひときわ親指が
三十一文字
(
みそひともじ
)
をなぞり忘れる
1
意味なんてどこにもないじゃないかぁぁ! それでもごはんはうまいんだぁぁ!
2
空を見て行方も知らずただ走る 夢も希望もみつからなくて
0
ふるさとの墨絵のような雪景色 何もなければ愛せたろうか
4
なにものも側になどない方がいい 独りがいいさ 身軽がいいさ
3
ふるさとはそんなにすてきなものなのかい? 親に殺されかけてもかい?
0
あなたには何があろうとついていく そう決めたのです
隙間
(
すきま
)
の
陰
(
かげ
)
で
1
電撃が走りて頬を染めてゆく そうかあれは『デート』だったな
2
ばるぼらよヴェルレーヌの詩忘れたか死してなお今旋律此処に
0
あの夜の二人の秘密を暴くため シャネルの5番で合コンに行く
2
アイディアが浮かばぬ人と浮かぶ人 我は後者で短歌腐らす
1
ばるぼらは私に言った、「返してよ」。借りた五万かお前の心か?
1
祖母の声 途絶えし時より 幾百日 時計の針は じっと動かず
2
何もかも判らぬまま三十路
1
*風に乗り途切れ途切れに聞こえたは「聖者が街にやってくる
0
マロニエの樹の偽りを憶えるよマカロンの癖はやや見抜けたのに
0
憶えしな品々借りて御前死す次から次へ資本流れど
0
春雨の秋の前線省みん移ろいゆくは只の我のみ
0
夜来いの恋だけ味わう缶ビール京都四条枝豆揺れる
2
ワシーレフ弓の数だけ敵堕とす彼ナポレオン蜂の如くに
0
ばるぼらの薔薇の花束美しき夢の中にて御前と踊らん
0
口裂けぬスライスチーズの感触やあな酔いどれし天使の数々
2
音楽はロックがいいと言う君は瞳がキラリ輝いていて
2
僕たちは属する場所を持ってない 持ってないんだ 寂しいけれど
7
ケフナラバスコシハタヘラレソウカナアイキテイルノモタイヘンダナア
1
東京へ飛び立つひとのまなじりを追っては沈む夜の浦和へ
1
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