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懇親会いまはまからむ子なくらむ乳ぜり泣く子をえやはわすれむ
0
ラーメンと唐揚げ定食どっちがいい?エンドロールに落ちるささやき
5
三月の十一日の海鼠喰う 噛んでも噛んでも噛みきれぬまま
1
「文学は漱石一番、明暗は一番怖い」に恩師おののく
1
てにとればかすかに春のにほひして 霜おく土にゐのちの息吹き
1
はつこひは十四の春のわすれ雪 ひとにあかさぬ哀しみぞ降る
3
おぼろ夜のをみなは骨までやはらかしかたく冷たきこころ祕めしも
6
ホワイトデーなんてなくても構わない もっと大事な幸せがある
2
飲み込んだ捨てゼリフから染み出した毒素のせいでおなかをこわす
5
雪をかきついでに鎌倉作りみる 元気な子供ら手袋叩く
1
「真夜中に取り残された寂しさ」に名前をつけて保存しますか?
9
ふるさとの訛りなつかし停車場よストリートビューでそを歩きゆく
2
あなたより尊い神が生まれない世界でアメノウズメと踊る
7
あをき花いちりん庭に咲きいでて今日まなびやを巣立つをとめご
3
春行事ぼた餅持ち寄る重箱や モグラの穴にこぼしたお彼岸
2
When I dive deep into sadness, earthquakes often occur.
3
ストロベリーシェイクが重くて、舌ばかり順調に大人になっていくね
3
女って馬鹿だよねって笑い合うこだまのしみるペディキュアを塗る
2
にんげんの形をしてる毒薬かその手を取れば楽になれるか
0
元カレの話を聞きたがる君は私のことをもう好きじゃない
1
カタいからユーモア欲しがる僕のこの必死さ自体笑えないかな
6
狼を気取るにはまだ月齢が若すぎるから、ニンニクも食う
3
「110番子供の家」と通学路 昔ながらの通りにありき
0
君と手を組んでみたくて少しだけ速歩きする そんなもう春
3
打ち
棄
(
す
)
てた死体のような
枕木
(
まくらぎ
)
の上をオォイと走る快速
2
弱みなど見せるものかと意気込んでコンシーラーを塗りたくる指
2
否応なくリピートされる悪い夢四角の向こうに祈ったあの日
4
ほら月が綺麗だよってゆびさせば一日過ぎた満月がある
3
三月のぼくらはアニメになりがちで、吹く噴く芽吹く鳴く泣く、
温
(
ぬく
)
く
1
折られても 花は咲くのだ 何度でも 九年の月日 春うららららら
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