引っ越したばかりの部屋の雑然さ やっと片した やっと始まる
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夕暮れにぶつかり合ったメガネとメガネ視線と視線の音に照れあう
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いつさくと肩の上乗る子が問えばまだだまだだと焦らす桜よ
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風呂上がり水水水水水うまいっ!たまのしゅわしゅわサイダー別格!
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目の前のしゅわしゅわ泡立つその甘いクリームソーダが私の宇宙
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「できない」というだけのただそれだけをわかってもらえぬ遣る瀬のなさかな
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ツイキャスが終わった後に思うこと ちょっと寂しい でもそれでいい
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星空に寄る辺ない身は揺れている 祝福なんかされたくもねえ
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そういえば何か落とした気がするが何落としたか覚えてないんだ
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通帳の数字に海の風情あり寄せては返す波のをきく
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通帳に肩寄せあった数字たち来世はねこの前歯になりたい
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窓際にひかりがあって暮れてゆく道路に止まれを書くひとの家
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ピピピピと鳴る目覚まし時計よりも効果あるのは君の口づけ
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「もし僕がAIだったら、この恋もプログラムだとしたら、どうする?」
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はとぽっぽ 金がほしいかそらやるぞ 豆がいいかい そうかい そうだね
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かわいげのある女ってなんなのよマイメロ好きになればいいかしら
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句をひねり歌を詠むのは排泄だ たとえどんなに美しくても
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真夜中に死んでしまったぼくたちの ホントの言葉はどこへ行くやら
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あたらしいまちには海がないらしくスペースキーのようにさみしい 
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金などは無価値なものだと言う人も 金がなくては生きていけまい
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‪サイゼリア 大人同士で語り合い飲みまくっても千円以下で‬
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無垢なしっぽまっすぐ空へ月明かりのもと気になる地面、草、ねこ
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浮き草をそっとかき分け水面には 紺碧の空 笑顔のゴリラ
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言葉なく仲違いの私たち話したいこと胸いっぱいにして
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霜降りてシクラメンが縮んでる耐えているのか芽は硬く閉じ
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仕事するフリが蔓延する社内 ああ 帰りたい 早く退きたい
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息吸って五臓六腑に染み渡る東京の空は無味無臭だった
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お使いの携帯電話はあと五分で強制的に終了します
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君らにはわからないだろうそうだろう だっておれにもわからないから
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理由とか原因とかはわからないけど疎まれていることはわかるよ
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