二階から君の姿が見える時 ことりと胸が揺れ動く時
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今日もまた夜明けを夢見て眠る時 月が冷たく顔のぞき込む
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心にもどうも模様があるらしい ぜんぜん見えない 透明なのかな
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感性が人と異なりすぎている 理解できない 理解されない
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夢の中あの日の君を呼び止めることが出来ずに今日も目覚める
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飲み会の二時間後にはやってくる、ほらやってくるそうクソデカい無が、
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ドチャクソにカッケー自転車買ったけど前カゴ無いとバチクソ不便
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はかなしな葦の入り江はゆめなれやあべのはるかす灰色のまち
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ちぎりてしそのことのはもうつろへばわくらばにおく秋の朝露
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真夏日にわずかな風に揺れる草 端居の心も夏のうたた寝
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老いた馬様々なこと働いて黒砂糖を美味そうに喰う
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各停が五分遅れているほどの憂鬱あした隕石がくる
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心からの本を差し上げし従姉妹から想いは心傷夏過ぎる街よ
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しとしとと 雨の降る夜は長いもの みんな寝ている 僕だけ起きてる
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生きてさえいればいいのよ頬つたう雫に意味ももたせないまま
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「行かないで」サロメは悪女の皮を捨てオフィーリアのごと涙と心中
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空腹を和らげるため吸うシンナーのにおいが僕の生である
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絶えにけりひとよの夢をかぎりとて交野がはらにあきかぜのたつ
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さよならも言わずに消えた赤い口やさしさだけじゃ辿り着けない
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手首切る人の気持ちが今ならばわかる 身体に生を刻むの 
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誰のためにもなれなくて思い出す 私のためにもう生きられぬ
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「上手に生きられなくてごめんね」と呟く君を浮かべて泣いた
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アウトレット行くから欲しくなるんだよ だけど行きたくなるし我慢も
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きらきらとかけらかがやくかたまりの氷のこにて挽ききりゆけば
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あなたが選んだあの人は絹のハンカチ 私は木綿 そう、木綿
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愛という言葉なんぞに泣かされて爪でつらぬく手のひら、生きて
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処女にしか懐かぬというユニコーンの角で自傷していたあの子
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客よせのパンダになれと黒ぬったニセモノでした ぼくはしろくま
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うつせみのこゑもやうやくおとろへてくりかへし弾くワルトシュタイン
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コンビニのタピオカ名乗る蒟蒻を噛みキャッサバを知るような恋
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