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雨の降る九月に傘は置いてきた青いインクで手紙を書こう
4
田んぼには本当に雀が来るんだとおどろくわたし 苦笑いの君
0
何もかも誰かが全部しておくれ めんどくさいよ ダルいよう うぅ
3
1号館、柱の陰に白毛玉 水をあげよう夏バテの猫
1
古本に学生時代を懐かしみ 棚に戻して本郷の町
1
泰平の天下国家を策そうぞ 友の首をも生贄として
1
肌寒いオフショルダーのワンピース 上着を忘れくしゃみを一つ
1
いざ届け 赤いポストのあの向こう 顔も姿も知らないきみへ
1
君からの封書が家に届いてて夢じゃないかと心が躍る
2
だれかれも所狭しと緘黙し持ち寄りたるはさびしさばかり
4
つまみなし 米なし金なし仕事なし 何はなくとも酒よあれかし
1
我が宿につまみなどあるわけもなし それでもうまし ほろよいの酒
1
休日が役割終えて
穂薄
(
ほすすき
)
も熟れ白綿毛好き
好
(
ず
)
きに舞う
2
我が息子、月の小遣い5ドルなり 円安に沸く小さきへそよ
1
レジに並び 二リットルの水ダンベルに鍛える兄の背中を触る
2
残された側は果てない旅に出る 傷は強烈 消えぬ痕跡
3
私たち同じブレザー着ているね赤いリボンで理性縛って
4
我儘な資本が歪めし東京五輪酷暑に耐ゆるやアスリートたち
1
ひかり満つる秋のあかるき日に思ふみづからの死のときのことなど
6
その日とは白き風ふく秋にあり紅葉づる木木の甘く香る日
3
開かれし空にむかひて消えてゆく裸木の下の影法師かな
3
いつまでも夢追いかけているうちにいつしか寂しい大人となった
3
空駆ける馬に乗りたい父の夢妹を殴った過去がある
1
祖母の手は幾千万の男のからだを触ってきたのだろうか
1
水曜の昼にセブンのコブサラダ さよなら御社負けるなあたし
3
めずらしく帰りの遅いきみを待つ 硬めの方の枕を抱いて
7
人生に意味などないとくりかえし唱えなければ歩けないから
7
大好きを煮詰めて焦がす晴れの日に あなたについたゴミを払った
1
終わってるものが好きだと言う彼のとなりで番組開始待ってる
1
突然の終わりの後に引き続く「こうしていれば」の無間地獄
5
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