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雪だけが冷たいのだと無邪気に信じていたが氷も冷たい
1
月が溶けバターのように地を覆い夜空は月がないだけだけど
2
消灯を過ぎて流れ込む外気の切断された植物の匂い
2
今日未明心に靄が立てこもり以前現場は膠着しています
1
心のざらつきが取れないまま、ただネットの海で泳ぎ疲れて
1
インカメラ 鏡の代わりに 起動する 映るのはただ 気怠気な顔
3
ゆびきりとまぶたへのキスをすませたらはじめようロシアンルーレット
0
記念日はお気に入りの皿を出してた君の骨格そらでなぞれる
2
天国へ行きたいですか? はい/いいえ/どちらでもない/お試し希望
3
膝の上陽だまりできて君からの手紙置いたら向日葵になる
4
犬を見て「いぬ」とだけ言う君に私は「ひと」か「おんな」かを問う
1
おもてなし裏が見えては台無しに心ひとつで返るは我が身
1
高層ビルの間に沸き立つ夏雲を崖から見下ろすこの街で生きる
1
どうすれば好かれるのかと考えて好みでもない服を買ったり
1
今日切れる期間限定ポイントでこの夏空を買ってしまおう
7
教室も猫背のあいつも無事だった さよならぼくのノストラダムス
3
寝て起きて忘れたものが僕の敵、馬鹿みたいでしょ?って笑おうか
1
不穏なる普段忘れているものは、ここにないからどこにでもあって
0
疲れたら 君に頼むよ 膝まくら お返しあとで 腕まくらだね
2
吹き抜けの窓からのぞく半月が らしく生きよと僕にささやく
7
太陽に当ててあげようベランダで息するように並ぶ革靴
1
蝉時雨聞こえなくとも衾越し夏の大気が押し寄せる朝
4
自転車のトップスピード駆けていく君はどこの子夏の申し子
1
水族館と聞いて想像した通りの色の光を映す固まり
1
血液が少しずつ管の中を動くたび冷たい床が揺れるのを聴く
2
歌の中 ひそかに隠した『愛してる』今から拾っていかなきゃならない
1
本当に 何も理由はないんです 今ならわたし 飛べるかなって
2
やり過ぎているがやめれぬことこそを身を切るように諦める愛
1
この夜から月が消えても構わないあなたが居れば迷いはしない
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桃色の一筋すくい妹の麺つゆに入れてやる夏盛り
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