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君よりも少し冷たい砂浜を歩く貝型の星突き刺さる
0
化粧してオシャレな服着てヒール履き 裸足の前足伸びた紅い爪
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教室の外は今日も雪 ストーブに暖めた 母が持たせてくれた手袋を 両手にはめて校庭へ急ごうよ
0
視線の先には 君が囲まれる まだ僕には気づかずに
0
初冬を気付きもせずに何故か皆小春日の昼ゆっくり進む
1
きゅっと音鳴りずれていく切り口の悲鳴に耳を傾けたげて
0
最期まで切り離さない
クックドゥ
(
Cook Do
)
つまずいたならお辞めなさいと
0
「この人は 僕とおなじだ」 何度でも 雨の降る度 錯覚をする
4
おぞましき色の重力の中、ある一瞬、あの顔だけがはっきり見えます
1
おぞましき色の重力のなか空を見ようてんだから狂ってしまいます
1
正しげな顔の大人をやめたくて どんぐりひとつポケットに入れる
5
知らぬ間に催眠術をかけた君 檸檬さえ甘く感じるような
1
明日の朝ジャンボフェリーに乗る君の寝息も全部覚えていたい
2
裏表紙バタンと閉じるような波 未練がましい私を叱れ
1
罪に罪を重ねるようにケロイドを消したくなって掻き毟る夜
2
はんぶんの暴挙にきみの輝きが広がってゆくマニュアルの中で。
0
完璧以外の言い訳に ちょっとヒビ入れ舌を出す ずるいずるいずるい
1
最後まで踊っていたいただひとり 靴が脱げてもでたらめに踏み
1
しそこんぶ ごまつきしおむすび もち麦に 春の七草 まごころパック
3
「壊れろ」 と 僕という脆い容れ物に 流し込まれる 異物の言葉
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薄っぺらいチョコも気軽に贈れない 「大好きです」 を ✕で消してく
0
なにもかも ぶちこわしたいと 願うとき 心の刃が いちばんきれい
2
窓際に取り残された風鈴を指で叩く
(
つつく
)
と夏の少年
7
雪のせて頰を突き刺す北風は君に会うまでの凍るため息
6
話したこともないけれど君の隣はあの星の死より重大
1
体温でとろけるらしい1フィート ハチミツの名を騙る固体よ
1
そこにある月曜実施が絡まって土日束縛クルシイ短歌
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短歌なんかやめてやる 嫉妬虚しく「んか」言葉あそびをおぼえる
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待っていたメールに想定外の先方の期待が載っていた
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冬の陽に「時治会案内」板白く映えてこの町「きっと大丈夫」
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