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自分にしかできないことってあるじゃない?気づいてないだけだから探そう
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あと一歩埋まらぬ距離を飛び越える手段はないかと地図を広げる
1
春の雪傘はささない濡れ髪をつたう水滴名残惜しさに
1
胸の奥靄の正体誤魔化せば近づいてくる涙の足音
0
ぬばたまの髪ふりほどく門のそと校則といふほだしをよそに
0
破れてるジーンズの裾切り裂いてギターを買いに山の手に乗る
0
箒星乗り回したらくちなしの香りけぶって仰がれている
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煮詰めてる林檎ジャムから立ちのぼる香りで恋をしてるとわかる
5
関係文綾なす森をふみわけてプルースト読む学園の午後
1
太陽と平行に差す眼差しは強い力で心を焦がす
1
みらくるを起こす涙をちょうだいよ標本にして飾ってあげる
0
水でないところに産卵するとんぼ少し堕胎ににてると思う
1
ヘ音記号 あわてて見つめる 五線譜と 交わる子供の 期待する目
1
マシュマロを炙ってきみに差し出したくちびるとろんああむさぼりたい
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あなたまで
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あと
1
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ああなんて長い
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梅手折りポニーテールに挿してみたきみに散る桜は似合わない
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ぺしゃんこのコンビニのレジ袋ぐらい自由に生きて適度に死にたい
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恋を知り羽化したきみの抜け殻を潰さぬように布で包んだ
0
ミルキーの包みを広げペコちゃんが十一個ある 告白しよう
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異国ではポポカテペトルが憤怒して吾が頭撫でるオフィスの午後
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蝉取りをし過ぎて更けた日もあったふかふかの胸顔うずめつつ
0
街中を手を引き歩く細すぎる手首を折らぬようにそうっと
0
合鍵で入ればいいのにインターホン押して雛鳥みたいに待ってる
7
沈丁の香りほのかに小夜ふけて「義に飢ゑ渇くひとはさいはひ」
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うららかな春の陽射しにさそわれて 二度とさめない微睡みよ来たれ
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春風をになひて去らむ彼の岸へわらへ笑へやかんらかんらと
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もうだめだ 眠気でスマホどころじゃない おやすみなさい あなたも寝ましょう
3
また明日誰にも言えない泣き言を よければ聞いてねお星様たち
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星はもう薄く見えてて左手のすもも酒だけがからころ笑う
1
もしも明日推しに会えたら喧嘩して 渡すはずだった献花を散らそう
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