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張り切って ジムに通うも 膝痛め 無理は禁物 我が歳思う
3
繋
(
つな
)
がりが 嬉しさを経て しがらみに わがままな吾 加齢と言い訳
9
人生を
俯瞰
(
ふかん
)
すれば それなりに 自分の不幸 楽しくもあり
6
生きてきて 生きてる今すら 語れない 時にはミノムシ 人生バンザイ
3
【納涼】みぎのてを きみににぎられ なつはなび ひだりもだれか にぎっているが
4
テレビではたかが経済貧乏で善いじやないかと正彦の言ふ
3
気が付けば前ゆく老と階段をのぼる速度が同じでありぬ
10
飼ひ犬は逃げたがりしが一秒で狂犬病の注射終はりぬ
7
地球は人間を滅ぼすために熱くなり寒くなりたまには爆発もする
3
ベランダに落ちた蟬が転がっている 喧しく鳴いていた一匹の死
4
三〇度かまだ扇風機で足りるエアコンは一階のわんこ専用
2
あなたの派手な髪の色 眩しすぎて不眠を心配してしまう
1
よろしくない事態想像し 鬱になるくらいなら祈れ 求道者だろ
4
ロキソニン湿布に鎮痛剤服用 けっこうボロボロ それでも「長女」
5
ハーブティー淹れる気力もない日々が 重なってゆく せめて明日は
7
十七歳 子供でいれる 最後の歳 まだ甘えたいはず 荒れた夜
3
氷山は
海の下
(
みえないとこ
)
ほど
巨
(
おお
)
きくて 人の言葉も同じじゃないかな
15
私たち、合わないねって言う君の寝顔見ながら本音を
量
(
はか
)
る
5
前日に終わりにしたいと言った君 いつもどおりにまた泊まる君
5
「あの娘のね父さん刑務所いるみたい。」でも別れないその深い愛
10
真夜中に娘一人で帰すなど好んで毒母してるんじゃない
9
かみさまが生きろといった すぐそばで 首にからまる恋の妖精
5
お留守番あしたは花に水やって また家族するときを待ってる
3
不意に来る逢魔が刻の淋しさに大口あけて飯を頬張る
9
寂しさは苦しさ 一人でいることにいつまでたっても慣れはしなくて
7
「さよなら」は聞かないでおく 星と星、離れていても結べば一つ
5
傲慢ね、痛みを分かってほしいのも痛みを理解したいのも。
4
若者よいっぱいいっぱい遊んどけ! 想い出は
皆
(
みな
)
宝物になる!
8
最後まで 生きようとして 枝つかむ 蝉の命の たくましきかな
21
好物ののりしお味を食べたあと手から無限に青のりが湧く
4
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