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冬の夜に東京タワーを眺めてた紅くて冷たいその塔を
0
海沿いの街に降る雪想い出と泡沫の恋一炊の夢
3
本来は相合傘をするはずの夕暮れに降るゴースト・レイン
2
今日君と話せずにいてそれゆえか君もなんだかつまらなそうで
0
感情の欠如と蟻の行列が交わる先のカフェで会おうか
2
しらたまのしろきたまのおゆらゆらとこころゆらゆらそのしらたまに
1
ぬるま湯にいると思考も行動も認知も全て閉じる 上がろう
1
少しだけ君の敬語が抜けている ただそれだけがもう嬉しくて
1
いい大人ですけど良い子キャンペーン終了につき連絡不要
4
中庸の場所は何処にも無いらしい同化しないで流されず行く
1
「お客様のお忘れ物ではないですか?」と手渡される誰かの右耳
1
窓硝子 映してみたき
坦懐
(
たんかい
)
と 働く
己
(
おれ
)
の エプロン姿
1
欲しいのはオンリーワンか友だちか 固有を介し得たつながりへ
1
ワレワレハバルタンセイジンダッタネェソンナジダイモアッタノダネェ
3
きみたちが空に溶かしたなみだならぼくがさきほど雪にしました
5
こんこんとふるゆきふかくこんこんとまだこんこんとめざめずにいる
3
この庇護に思ひ伝ふる事出来ぬまどろこし 暮るる空のやさし
3
明日から働かないとダメかなあ休み終わるしやっぱダメかなあ
1
「自足せよ」 近しい人へそう思う 気づく 僕こそできていないと
1
見ててよと嘆く私を遠くから見ている私が歌っている
1
その昔馬小屋に鳴くカササギをニュースで聞いた
2018
(
ふたまるいちはち
)
2
寒椿 薄日も射さぬ 露地裏に 打ち捨てられし 赤きくず紙
1
懸命に日々生きることができたなら死は安らぎと いう名の褒美
0
花よ花 咲きて綻べ我のため さだめて消えぬる色なれども
0
幾たびに 自分の駄目さを思ひ知る 脱ぎ捨てられる 蛹なりまし
1
その昔三賢者らの訪ね行く馬小屋の上に星は光りぬ
4
味のないチューインガムをもう一度含んで咀嚼するような恋
2
年始にて ぶつかり合うは「家族」観 あぶくのように浮かんで消えた
1
もしかして君も私を気にしてる?そう期待している今日この日
0
赤い目の骸の体おちる影
002
(
ぜろぜろに
)
番食事の時間
1
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