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魂を陰干しにして春ふかく昔のひとをしのぶもぢずり
0
呼応して指の先から伝わるはあなたが求める甘美な戯れ
0
お花見にギター持ってくるやつと友達になんてなれやしない
1
Li nouviaus tens
(
あたらしいとき
)
令月の風和み 吹き寄す岸に さゝら波立つ
1
思ひ川わたればくらき通ひ路に沢の蛍のあくがれいづる
0
新しい元号を知るその時になぜか君との未来を想う
0
祝福を届けてやりたい人がある 風吹きすさぶ荒野に住んでる
1
わが家には春を迎える資格なく室外機鳴るごうんごうんと
2
たましひのくらがり峠今日も雨妥協といふことつゆしらぬまに
0
「令和(れいわ)」と、三度声に出すもなんとなく、しっくりこない 未来の響き
1
「東京じゃ、紅モクレンを見ないね」と寂しげに言う同郷のきみ
0
新元号? 「震災」「廃炉」が良いんじゃね? 安らげるかよ 忘れてねえぞ
2
今晩はサティに溺れて眠りたいモルトドルチェなジムノペディ
1
運命の糸を一人で紡ぐのです、いつか交わる未来を祈って。
1
振り向かない君に捧げる人生は楽しいけれどきっと虚しい
0
私には私にしかない人生があるよねきっとまだ見えないけど
0
うたかたの、あぁ泡沫ってかくのかぁ、うたかたの、かっこいいから歌にしたかったのに
0
「おれってさどれだけ食べても太らない」なんてあなたがルームランナー
0
嘘が舞う夜道に一人佇んで「嘘なんでしょ?」と
空
(
くう
)
は知らんぷり
0
毎日と変わらぬ靴の履きごこち新元号の朝の玄関
0
酔って乗る埼京線の傍らでいつもの景色がぼやけて嘘で
2
恩寵はすべてのものに紫木蓮白木蓮の花の上にも
0
お
陽
(
ひ
)
さまのように笑った君の顔だからこんなに魅かれたのかな
0
お花見もひとつくしゃみの爆風で杉の季節なり花びらが舞う
0
「詠歌大概」ゆきなやみつつよむ日々の春のはじめのゆきやなぎ咲く
0
ツイ消しの季節はついにやってきて 風に
抗
(
あらが
)
い生きていくのさ
1
買ひ物の不便な街に住みなれてひと駅ぶんの散歩楽しき
2
憂ひ患ふ こと無かりしが 首の根の やはらかき場所に 赤斑出たり
1
xenon
(
きせのん
)
の 光は消えし 蒼鉛に 人が死にし 崖にしあれば
2
タイム、セージ ローズマリーとタイム以て 「絶望せよ」と 我に手向けよ
1
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