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見上げれば 星の霰に 飲み込まれ 気づけば僕も 流星になる
2
木も鳥も答えぬ 森の夜長には 火の語り部が 饒舌になる
2
返信が来るよりも先に死んだっていいもん充電7%
1
約束をしてみたわけじゃないけれどあなたと同じ月を見ている
4
朔太郎、安吾、啄木 好きなひと 下の名前で呼び慣れなくて
2
ほの甘き洋梨を食み恬淡と生くることなど思ひ描きつ
1
洋梨のかたちの言はむとする矜恃めぐりて腰を据ゑてみむとす
0
十五夜のつぎに麗しき十三夜なにか良きことうつしそむらむ
0
お弁当毎日作ってくれる母感謝しながら会いにゆきます
0
不規則ないびきと肌のぬくもりの尊さだけが遠距離の恋い
1
「アレクサ、俺が死んだら古いジャズ流して」ト、椅子に
打
(
ぶ
)
つけた小指
0
一生にただ一度だけでいいから嬉し涙を流してみたい
1
おい今夜飲み行こうぜと言いたいがアンタの連絡先を知らない
0
バカなんだ子どもなんてといいながらお子様ランチの旗を集める
1
幼子の
先史時代
(
pre-history
)
の足形はいまも地上の裏側を蹴って
2
小魚は凛として泳げ惑乱が臍の裏側を渦巻く底に
4
聖なるかな 帝王切開のいもうとに生えた輝く永久歯たち
2
目が醒める 頭が冴える 晴れ渡る雲ひとつない空の日の朝
3
「詩人だから」未婚の言い訳と資料を鞄に入れて営業に
行
(
ゆ
)
く
0
爽
(
さわ
)
やかに驚かされる感覚が閉じた小部屋を外へと開く
3
木塀より
覗
(
のぞ
)
く柿ありさながらに昭和の
磯野
(
いその
)
邸よと興じ
4
「午前四時、星を見ながら待ってます。きさらぎ駅の朽ちたホームで」
(
むちゃくちゃな虚言癖でも君ならば事実に変えてくれる気がして
)
8
明日から働かなくていいなんて! 鹿肉バーガー! プレモル! 乾杯!!!!!!!!!!
2
いざゆかん たつべき時は今なるぞ きょうは仕事を辞めてきました
3
はさみ糊爪切り太めのボールペン 誰を待ってるわけでもなし
1
友達のその友達の友達の 友達の友 うなじかわいい
2
光り翳り表と裏を晒しつつくるくる落ちくる木の葉のこころ
1
ことのはの未来へ脱皮せむとしてかげろふの翅ひかり震へぬ
3
翳と翳かさなりあひて翳を増し光となりぬる黄菊の秘密
2
ひとくちで素直なぼくになるような白いスープを月の光で
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