在りし日は狭き我が家も父母なくて独り住む身に広き辛さよ
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今でもまだ あなたに抱く恋心 孫のできる 歳になっても
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一人時間 やりたいことを挙げ連ね 寂しくないわと 強がってみる
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一人歩く夜の友今宵は沈丁花 なんだかきみに会いたくなった
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浅ましく 露干る頬に 歩み寄る 日がな一日 心離れじ
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思うまま生きてゆくことが出来ぬならどうか思うまま死なせてほしい
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おもしろいからそのままにしておこう仏壇上のアロマキャンドル
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幸せに必ずすると言ったでしょどうして離婚してくれないの!
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雪残る比良山風に釣る海人の袖とともにもかへる雁がね
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極楽より一筋垂れる蜘蛛の糸引きちぎるのが僕にはお似合い
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帰りゆく雁ぞ鳴くなる春霞立田の山の曙の空
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梅ケ香に匂へる春の夜の闇はうつつも夢も分かれざりけり
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帰る雁声は雲居に高砂の尾上の松も霞む有明
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ベランダの 紫陽花新芽 嬉し春 やって良かった 還暦引っ越し
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べつに死にたいわけじゃないそばにいてくれるのが死だっただけのこと
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弓張の月のいるさの山の端にこしぢをさしてかへる雁がね
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風誘い春の近きを感じつつ戻りし寒さ堪える小猫が
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黒兎 愛し愛され 花開き 星おいかける 夢はあと求む
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余りにもわかりやすい価値だけがこの右手には握られている
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Virtual実質上のとはなんなのかと思いつつ今日も推しに5000円を投げる
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枕から離れてくれぬ脳細胞 死ぬまで共に過ごす障害
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SixTONES読めなかったよSnowMan見分けがつかぬ 十八の春
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静脈をこつこつ叩く足音を待ちわびている冬の踊り場
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いかにして尋ね折らまし梅の花四方に匂へる春の夜の闇
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婆ちゃんは夜逃げの邪魔だ置いてこう売り飛ばされる心配ないし
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美しく今年も桜は咲くでしょう生まれた街を僕が去っても
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公園のベンチにいるが足もとにまだ蟻どもの姿が見えない
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ちらちらと陽炎が立つ 三十女が下りてくる坂
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田坂広志の「死は存在しない」新しい教えの様に量子力学
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明くるひも 結ぶ詩文に 繋がれて あいひかれあい 切れることなし
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