まんまる
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ネームは木喰上人の歌よりいただきました。八年前より抗がん剤治療中です。リハビリに励んでいるなかUtakataに辿りつきました。短歌を始めて三年で我流です。自分史をうたに詠もうと思いつきました、気がかりなことは平和と格差の大きさです。よろしくお願いします。

崖の縁走る兄弟見守りて大犬と行く父の子育て
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庭の隅 二十年(はたとせ)共の古鍬よ出番失せては病を憂う
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祈りつつ入試のあとの氷雨にも土わり芽吹く蕗のとうかな
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ヒヨドリに花芽を食まれ紅椿 一輪二輪春を待ちをり
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感覚で投じる票の危うさよ思考を捨てる流浪の文化
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押し入れの闇に目をあく雛人形 光の日々を遥かに見つむ
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翼賛の会の景色の勢いに震え戻るや歴史の振り子
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雛飾るガンセンターに春のいろ 日だまりに咲くいのち彩る
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朝まだき荒(すさ)ぶ心と通院へ闇をぬければ白雪の富士
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花笠の紅梅香る木の肌の皺に触れば温き木の精
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選挙後に改憲の風高まりて事前は忖度マスコミの罪
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寒風を漕いで夜行く受験路に十五の春の蕾膨らむ
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涙鳥(るいちょう)の天に舞い立つりくりゅうの光に酔いし明けの金星(きんせい)/コルティナ五輪
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柿の実を啄む鳥と睦月去り鴉(からす)一羽の裸木の空
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ラブラブのハスキー二匹を唸る犬 恋の火花を春が覗けり
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咲き初めし梅に白雪降り積もり溶けて色艶失せし姥梅(うばうめ)
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手の甲に鉛筆芯の黒き点 君のくれたり暮れの学び舎
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雪の宵 休みの園に影ふたり だるまに捏ねる保育士の汗
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雪だるまサングラスかけラケットを持たせて映す孫の青春
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加速して形にせよと宣えば一刀両断 少数の声
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スピードに乗れない吾を急かすなとゆっくり歩む日だまりの道
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夢を食む 声なき声を芽吹かせば不戦の旗は草の根に立つ
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雪おもくさくら草泣く声がして白無垢掘れば紫ねむる
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桃いろのプリマのごとき梅の木の燃える想いを冷やし雪ふる
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斜(はす)にふる六花(りっか)を払い投票へ白の景色に平和の願い
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軍拡と改憲の影煙らせて岐路を告げずに印象選挙
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あどけなきさくら草にも雪のふる 立春越えに桃色ふるえ
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隣国へ冷たき眼(まなこ)の習い越え敬意を運ぶ春風よ吹け
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孤高なるお花畑の駒草に寄せる思いの政(まつりごと)あれ
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立ち待ちの月に引かれし通院の峠に待てり白雪の富士
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