Utakata
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まんまるだんご
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抗がん剤治療とリハビリ七年目Utakataに救われ
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イベントの残り香ねむる公園の静逸の朝ひよどりの鳴く
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秋空の鱗雲に包まれた地界はさかなのお腹の迷宮
21
久々の文化の味のお昼なり孫のおごりのステーキ跳ねる / 改作です 文化の日に
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太極拳見つつ杖つき歩く道 小さい
朱
(
あか
)
の落ち葉ふむ
音
(
ね
)
と
25
奮発の孫のおごれりランチなり バイトでためた虎の子にのる
20
病む母に息子が南瓜煮試みる煮崩れ嘆くも母はほのぼの \ 追憶
28
アジサイの咲きのこる花色褪せし酷暑に耐えた語り部なるも
27
風にゆれ秋明菊は小屋のかげ ひとりで愛をつぶやくような
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杖ついて庶民の怒りを票にこめ一揆を起こした民の心情
22
朝日浴び五羽の野鴨の水溜まり近づき座して吾も遊べり
25
祖母がいるご詠歌うたう講のあと沢庵茶の香も秋風になり \ 追憶
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百日紅の彩りに酔う夏の日の余韻を断てり切りもどす秋
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花のあと切り倒されし桜樹の涙を知らずキノコがはへる
22
同じ身の宵待草と語らひて待てば海路に月のあらはる
28
朝陽さす秋の空には半月のおぼろに浮かぶ欠けてやさしい
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日曜日庭の草取り疲れおり「笑点」見つつのらり暮れゆく
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薄暗き五時に目覚ましけたたましい抗癌の朝妻におはよう
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点滴の続く夜にも満月の透き通る秋の光に浸る
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お休みの歌人の事情思はるる忠犬ハチ公お帰りを待つ \ Utakataで
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山陰の「二十世紀」はみずみずしい緑の
滴
(
しずく
)
愁いの滲む
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姉追ってよちよち歩きのちょんまげさん「まって〜」と叫ぶ蝉しぐれふる \ 行った夏
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彗星の「アトラス」テレビで見る夕べ足の自由を願わず暮れる
18
家路へのももいろの空夕暮れの育ちゆくかな上弦の月
35
おむすびをしみじみ食べる苦学生下宿の母の夜の差し入れ \ 追想
21
受験生と作る熱気に氷雨降る家路にホカベン黙食の夜 \ 古老ふんばる
16
秋風に枯れ葉まるまりカラコロと杖の
音
(
ね
)
のもと鳴きてころがる
22
ラジオから五輪の歓喜おぼろげにコスモス咲いたひとり旅の日 \ 10\10 東京オリンピック
18
闇の中毛布にくるまり氷雨の
音
(
ね
)
秋桜ぶじや生命あらなむ
16
ゲリラ雨は呪詛の響きや曼珠沙華 倒れし花の庭に秋風
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血の海の一年経ちぬ怒りだけ ガザ攻め指示のあなたの態度 \ 10/8アメリカに問う
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