まんまるだんご
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抗がん八年記録挑戦中、
Utakataに救われ

揺れうごく十五の花を吹き散らす鬼の裁きぞ選抜試験
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闇晴れてしだれる梅は滝のごと夢の流れる いのち煌めく
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確定申告かくていをスマホに挑むも迷路なり目がしょぼしょぼの氷雨の弥生
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冴えかえる桃の節句に雪舞えば言の葉凍えとこに潜りぬ
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荒れにける庭の紅白梅の香を主人あるじのもとへそよ吹け風よ
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恋う鴨の旅立つ前の水面には二羽で名残の線を弾きけり
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梅林のふわふわ春の香の舞へば見渡す富士も霞みほろ酔う
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母遠く在りし日を知る梅の木や切られ砂利庭 残り香もなく
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友よりの別れを惜しむ紫のうつむく花はクリスマスローズ
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低音のジャズピアノのコーヒーと夜の闇溶かす朝が安らぐ
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シジュウカラ梅の香匂う庭の木につがいのさえずる清けきあした
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Utakataにいつもの人の見あたらずつつがなきやの曇りの一日ひとひ
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丹沢の春立つ里にも雪ふわり紅梅震え耐えて夢見る
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ひとひらの雪が舞いくる公園の人っ子いないブランコふたつ
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白雪にうす紅さして富士の山 癌も染まりぬ刹那の美かな
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薄紅の王女のごとき富士の山魅せられし君癌の貴公子
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ポンコツもいのちを運ぶ愛車なり通院帰りにエンストかな
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十郎の恋人「虎」の想い秘め曽我の紅梅涙しだれる \ 曽我梅林に氷雨ふる
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鳥たちの宴となりし柿の木の赤い実消えぬ裸の古木 \ ご免なさい 再掲です
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道すがら荒れた庭にも水仙の家人の病むやうつむき咲きぬ
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ごみ置場整え小さなボランティア黄の水仙が吾を見ている
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暗雲の立ちこめる朝出陣の受験の幸を祈り梅咲く
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コーヒーの湯気のゆらめく壁見ればムシカ聞いてる一輪の花 \ 音楽喫茶ムシカにて
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母の味赤かれいの身プリプリの東京にない雪ふるさとの
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森友の文書開示の判決に非業の冥土に正義はためく
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えっ「閣下」苔むす国のおさが言う諂うにおい暴君トラへ
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春立ちぬ紅梅の芽のふくらむもつぼみの頬を寒風の刺す
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ストーブにふたり手の皺しみじみと年輪刻む五十の年月
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禅のあと落ち葉を掃きし山寺の凍つる川辺のせせらぎの音
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東雲のうす紅さして白き富士 あなたに会えた癌もほっこり
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