まんまる
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ネームは木喰上人の歌よりいただきました。八年前より抗がん剤治療中です。リハビリに励んでいるなかUtakataに辿りつきました。短歌を始めて三年で我流です。自分史をうたに詠もうと思いつきました、気がかりなことは平和と格差の大きさです。よろしくお願いします。

あらたまの茜さす空澄み渡り憂き世の澱(おり)を染める東雲(しののめ)
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竈(かまど)から離れぬままの母せかす匂いに待てぬ腹鳴る夕餉 / 追憶 五人きょうだい
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山の湯で近くに熊が出たと聞く 湯船に溶けし凝りが戻りぬ
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一隅を照らす灯りの石蕗(つわぶき)は誇らず咲きて落ち葉を抱きぬ
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宰相の本音ポロリに弁解も軍靴の音(ね)をまどろみに聞く
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秋風に秋明菊の細き身の白花ゆれて散り行く夕べ
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ふるさとの妹からの豊の秋 赤い柿食む陽だまりのなか
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隙風(すきかぜ)の痼(しこり)ほぐすや山の湯に妻の生まれ日 紅葉の今日 / 11月7日
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補聴器を贈るという娘(こ)のやさしさに小春日和の秋桜の海
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錦秋のもみじ映した山の湯にゆれる湯波に吾は解(ほど)きぬ
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癌センでとなりの清きシスターにいただく灯り「神のご加護を」
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夕日さす霊峰富士のすじ雲に魅せられ侍る鯨雲かな
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陽だまりの文化の日にぞ木枯しの舞台に飛び入り落ち葉の舞いなり
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木枯しの一号雲を掃き清め澄みし御空に十三夜月
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公園にMLBの青き旗 違和感あるも快挙に踊る
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秋風の淡き夕日に密やかに秋明菊は細き手をふる
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富士山は初雪浅く地肌見せ墨絵の筆の掠(かす)れの如し
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駅前の大樹揺るがす椋鳥の犇(ひし)めく声やハロウィンの妖
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闇迫る秋明菊の白魂(しろたま)が仄かに揺れるハロウィンの宵
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地頭顔 泣く子も黙る吾(あ)のもとにワンコはシッポふりふり寄りぬ
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霧のふる朝のバラ園みな濡れて涙の露は遠きあの日よ
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懸命なピエロの笑い裏透けて月夜に恋ふはモナリザの笑み
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力こそ正義と紛うこの星にレノンよ吹かせイマジンの風
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初雪の富士の寒さにふるえつつ朝顔天へ召されて逝きぬ / 10月23日 花の終わり
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この星の真中(まなか)に咲いて誇れとふ眩し言の葉空(くう)に舞いけり / アベノミクス幻想
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ケアマネは聞き上手なり吾(あ)の重き口も涼しや言(こと)の花咲く
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米減らす耳を疑う新任の言(げん)に戸惑う氷雨の稲田
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飛沫(しぶき)上げ鴨の降り立つ水鏡 静寂に波紋 円を描けり
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天空のメタセコイヤの梢占め下界眺める烏丸の愉悦
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海渡り帰りきたるや小鴨らが線引く水面に秋風の色
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