Utakata
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まんまるだんご
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抗がん剤治療とリハビリ七年目Utakataに救われ
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いいねされ一日一首めざしおり三百こえし三日坊主が
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カタバミは雑草なりやけげん顔 わらべのつみてママへのみやげ
16
ザクロへの愛を詠いし人の去る 紅い花さく梅雨入りの前
13
はなびらの数枚散りて葉の上にうすべにダリア余生を飾る
17
緊急の地震速報身構える またも能登の地ご無事あれかし
18
背の殻に哀しみ満ちるカタツムリ庭におとなう お茶しませんか
16
人の去る今朝もダリアは輝くも一期一会の雲流れ行く
21
灯屋氏の珈琲注いだ海割れる 神秘の海を拓く背を押す
13
うたかたのライトハウスの光なり 貴兄に感謝 さよならなんて
13
玄関のヒメシャラの花ちいさくて親指姫の笑み人を迎える
15
歌人の思いに気づくぬくもりて 雨を見ている紅のダリアと
16
いい歌にいっぱい会って出かけます うたかたひらき通院の朝
15
話すこと書くこともできぬを乗り越えし
九十路翁
(
ここのそじおう
)
リハビリ挑む
18
満開を誇るあじさい どうしたの つぼみもなくて雨に泣いてる
12
たくさんの幸を与えて終えた薔薇 花がらしおれ雨に打たれる
18
雨戸あけとびこみひかる薄紅のダリア一輪みどりの海で
19
善悪の
二重
(
ふたえ
)
まといて人が逝く薔薇が見送る旅立ちの朝
18
踏まれても白の花咲くどくだみは愛うすき花 清純なまま
14
梅の木は小さき庭の大将に
木下
(
きもと
)
の茂みどくだみ侍る
16
爺さまはこわごわ歩くリハジムを テニスティームのロゴのシャツ着て
11
バラ笑う香りあふるるほろ酔いし くもるこころに夢うつつの日
16
雨あがり空青映る池の面に 睡蓮の空アヒルが憩う
14
南国のヒスイカズラは海の色 勾玉のお下げ 姫の涙か
16
こまやかな米粒ほどの花つけて 小さき笑顔ツゲに蜂舞う
20
こぞの秋二つ実のなるいちじくの 葉茂り立つ実るゆめ乗せ
15
杖ついてゴミ出す吾を追い越すも 収集車の人戻り助けり
21
車窓から朝霧のなかヤマボウシ 通院見守る白
(
しろ
)
傘さして
21
うたかたでヤマボウシ咲くころという 公園の花思いて癌セン
15
みどり児の微笑みのさま白牡丹 散歩の道にふわり顔だす
30
花菖蒲しおれる頃に一つ咲く 亡き友しのぶ雨の音のなか
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