まんまる
139
142
投稿数
1179

ネームは木喰上人の歌よりいただきました。(少し名前を変えました。)八年前より闘病中ですが寛解の身です。リハビリに励んでいるなかUtakataに辿りつきました。短歌を始めて三年で我流です。気がかりなことは平和と格差の大きさです。よろしくお願いします。

水くれと言えず紫陽花萎れしに梅雨戻りきて涙に濡れる
28
Utakataをともにす言の葉励みなりなじめぬ歌は勝者のことわり
27
朝イチにお行儀わるい椋鳥は山桃散らす赤い実の泣く
38
トランプも力で征す爆撃王 微塵も見えぬ異種への敬意
28
母のごと米を贈りし妹を想ふ夕餉に舌鼓打つ
32
刈り込まれ紫陽花根もとに玉の青 木陰に揺れる炎天の朝
29
短冊の妹の文字七夕に「ねえちゃんてすとできますように」
39
椋鳥の群れる立木の散歩道 離れて一羽の杖の先
33
高原の木道を行く梢には夏の日射しに白雲の浮く
28
要介の渡る車道に君がいて脇の支えに胸張り歩く
28
デイケアのカップを返し忘れてた「はっ」と気がつきボケの恐怖に
25
梅雨の夜深層心理うごめけば罪の淵より湧き出づ祈り
28
華やかな輝く薔薇に疲れをり愛づるは夕べの月見草かな
27
先生の見舞いに行けぬ少年は雨漏る家にひとり涙す
25
わすれんぼ治らぬままにまた今日も迷子の鍵に冷や汗の滝
39
みて知る小さないのちのささやきを小さいゆえの生気に満ちる
26
過ちと気づいてなおも積み重ね八方壁のつゆの空見る
30
つやなきは梅の木陰のバラの夢 挿し木はやがて贈る薔薇へと
24
老木の庭にたわわの青梅をジャムに煮る香や孤独の至福
28
白青の風車かざぐるまのごと紫陽花は風そうそうと吹かば回らむ \ 我が家自慢の額紫陽花
27
咲き初むるあじさいの花うすももの粒から花へ翠の庭に
30
肌に乗せタトゥーのような家守くん動けば人の悲鳴のフォルテ
25
ひらかれず回し車のモルモットひらいて出られず翠の風にも
16
父と子と鮎釣る川に夕日映え銀鱗跳ねる流れはるかに
30
月曜の朝の公園静かなりに鳴く雀餌なくば去る
27
腕白が手伝う田植え泥んこの顔におにぎり青山河笑む
31
銀鱗の鮎の瀬浮かぶ丑時に闇へこっそり躍る逢瀬おうせ へ \ 六月一日鮎解禁日
26
おやゆびの姫のごとくにさき花ヒメシャラの笑み雨に濡れても \ 五月尽日
24
私たち牛豚とりです議員様ココココ米に舞い上がる日々
24
家を捨て世を捨て流れ公園にホームレスのホームのない人バラを見ている
31