Utakata
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まんまるだんご
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抗がん八年記録挑戦中、
Utakataに救われ
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あかね雲
二十歳
(
はたち
)
の夢のせふんわりと余韻を照らす待宵の月
33
平安の姫のやうなる振り袖の成人の姫スマホ見ており
21
リハビリをスルーしたい日数あれど皆勤賞は光る妻への
15
Utakata猫
(
うたねこ
)
に魅せられ猫のカレンダーまーるい目で見る吾の歩む日
17
元日が命日になる地獄絵を悲しむ地蔵や能登に雪ふる
36
さよならの思いの膨らむぼたん雪 つららは天のもらい涙の \ 青春
22
野球の子声張り上げて初練は逃げる吾への警策となり
18
すずしろの庭に生きる葉
一草
(
ひとくさ
)
の粥をすするや春の香りの
40
冬枯れの空いっぱいに柿の赤 新年祝う小鳥の宴
26
鴨泳ぐ
初日
(
はつひ
)
の映るせせらぎの 時凍る夕べ 能登に黙祷
31
青春の最中の孫の輝いた賀状におもう手をつないだ日
25
道端の猫じゃらし揺れる夕べには思い浮かべるUtakataの猫
22
あたらしき年にもあらむ難き日も いのちを紡ぐ野の花のやうに
31
初春
(
はる
)
うらら駅伝海辺をひた走る病室に満つ湘南の風
28
初春の感謝の祈りささげつつ安寧願ううららの空の
30
ふるさとの正月届く栃餅と「侘び寂び」の味 渋いめでたい \ みなさまのめでたい正月をお祈りします
27
「悪い子はいねえがー」に縮こまるなまはげ叱る罪のいくつも \ 除夜の鐘に清めむ 良いお年を
28
色白くスリムな君は二百円ダイコン漬けを諦め暮れる \ べったら漬け去年は太っちょ十本
19
マッチ売りの少女を想い除夜の更くマッチの擦る
音
(
ね
)
にまぼろし灯る
19
だいこんの蕩けるほどに煮込みたる仁王の顔の吾も蕩ける
31
東雲の空は燃えるや朱の色に探せば月が細くやせおり
24
年の瀬の「良いお年を」でほっとする予定はなくてめでたいお屠蘇
20
妖精の機知のあふるるあなたなら魔女になりて病魔を溶かす \ おだいじに
19
いつも会う人が見えねば意気しずむ見えるだけでも冬うららの日
25
日が昇るのっぽの影の冬の道 指折り遊ぶぼっちの影絵
20
イヴの灯の照らす海には雪のふる海路の日和を涙と待たむ \ 能登を想いて
28
冬うらら下弦の月があわてずに師走を忘れ日向ぼこして
24
病室の鏡に陽のさす冬至なり暗い虚像を包む春陽の \ 沈む歌人を想いて
30
枯れ枝の向こうの空に欠けていく月がぴったり心にはまる
21
吾
(
あ
)
がつくる
亡母
(
はは
)
に習いし南瓜煮を家人はスルー一人食む冬
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