Utakata
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まんまるだんご
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抗がん八年記録挑戦中、
Utakataに救われ
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さまよいてUtakata見れば温もりの
短歌
(
うた
)
を懐炉に寒き旅路の \ 元気をいただき今日から歩きます
22
年輪をかぞえて
床
(
とこ
)
で誕生日 小豆の粥であすを歩まむ
30
寿ぎの黄の万両の種を蒔く 小さな幸の青い芽いづるや
26
朝六時下弦の月が不安げに抗癌の日に付き添いて来る
44
ステッキと着ぶくれ達磨の長き影 チャプリンまねて冬がふーわり
25
花のない庭にまぶしき甘夏や酸甘の美味いのちの満ちる
26
おだやかな大寒おなり雪解けのふたりで揚げるコロッケ踊る
21
冬寒の庭に隠れて一輪の椿の赤き思いこぼれる
22
抗癌は二週間の風車 三日を臥せば千鳥が歩く
27
リハジムのビンゴに燃える千鳥たちあな一番や
吾
(
あ
)
の芽吹く運
15
鎮魂のトランペットの音のひびく神戸は寄りそう悲しみ灯し
33
神様にすがる思いも末吉に 伸びしろありよと看護師は笑む
27
万両の赤の寿ぐ正月も今日は薮入り防鳥網とく
19
龍角散含んで咳き込み吹き出した星のバッグに粉雪のふる \ ドジオの昔話
20
孤高なる月に吠えるや病む犬のこころなぐさむ清けし満月
32
あかね雲
二十歳
(
はたち
)
の夢のせふんわりと余韻を照らす待宵の月
33
平安の姫のやうなる振り袖の成人の姫スマホ見ており
21
リハビリをスルーしたい日数あれど皆勤賞は光る妻への
15
Utakata猫
(
うたねこ
)
に魅せられ猫のカレンダーまーるい目で見る吾の歩む日
17
元日が命日になる地獄絵を悲しむ地蔵や能登に雪ふる
36
さよならの思いの膨らむぼたん雪 つららは天のもらい涙の \ 青春
22
野球の子声張り上げて初練は逃げる吾への警策となり
18
すずしろの庭に生きる葉
一草
(
ひとくさ
)
の粥をすするや春の香りの
40
冬枯れの空いっぱいに柿の赤 新年祝う小鳥の宴
26
鴨泳ぐ
初日
(
はつひ
)
の映るせせらぎの 時凍る夕べ 能登に黙祷
31
青春の最中の孫の輝いた賀状におもう手をつないだ日
25
道端の猫じゃらし揺れる夕べには思い浮かべるUtakataの猫
22
あたらしき年にもあらむ難き日も いのちを紡ぐ野の花のやうに
31
初春
(
はる
)
うらら駅伝海辺をひた走る病室に満つ湘南の風
28
初春の感謝の祈りささげつつ安寧願ううららの空の
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