まんまる
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ネームは木喰上人の歌よりいただきました。八年前より抗がん剤治療中です。リハビリに励んでいるなかUtakataに辿りつきました。短歌を始めて三年で我流です。自分史をうたに詠もうと思いつきました、気がかりなことは平和と格差の大きさです。よろしくお願いします。

初雪の富士の寒さにふるえつつ朝顔天へ召されて逝きぬ / 10月23日 花の終わり
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この星の真中(まなか)に咲いて誇れとふ眩し言の葉空(くう)に舞いけり / アベノミクス幻想
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ケアマネは聞き上手なり吾(あ)の重き口も涼しや言(こと)の花咲く
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米減らす耳を疑う新任の言(げん)に戸惑う氷雨の稲田
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飛沫(しぶき)上げ鴨の降り立つ水鏡 静寂に波紋 円を描けり
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天空のメタセコイヤの梢占め下界眺める烏丸の愉悦
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海渡り帰りきたるや小鴨らが線引く水面に秋風の色
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サッチャーの世には女王の光りあり「早苗」習えよ英の伝統 / 天皇の世子
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飄々と枯れ薄(すすき)にぞ光りあり「過ち」詫びて星になり逝く / 村山首相101歳の旅立ち
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抗癌の谷深くとも花は咲く霧ふる径を歩き始めむ
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待ちに待つ無花果実らず茂る葉をすけば高きに透明な秋
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エイリアンも驚く奇跡大谷の白球三本花火の中へ / 祝宇宙新記録二刀流、一試合三ホームラン
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サイゼリヤ パスタつるつる孫の音(ね)に顔ほころびぬ財布のばあば
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紫の朝顔ひとつ残り咲く黄の葉をゆらす秋の夕風
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内に秘め緑の芯に黄のまるく秋明菊の蕾膨らむ
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ペチュニアの花の終わりし癌センの いつもの席にあの人ゐない
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いのち継ぐ点滴着けて帰る道 忙(せわ)しナースの薄きことばと
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白無垢の角隠しせる白鷺が水面の朱(あか)の金魚掠(かす)めり / 朝の公園の池
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鉢植えの花に囲まれハロウィンのお化けのハローにウィンク返し
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死の匂う遺恨渦巻くガザの地に停戦の報 祈りの止まぬ
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秋の夜に哀しみ撫でる白き手を払えば闇に雨の音(ね)のふる
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のどじまん西宮にて生放送うたとも出るやも目を皿にする
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川の字でスキップする子の急ぐ道 運動会へ秋桜の風
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「無用の用」老い朽ちる身にほのぼのと光のことば秋空に映ゆ / 祝ノーベル賞 北川博士
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海底に眠るひとびと今もなお戦時の遺骨に伸ばす愛の手 / 初耳の長生炭鉱事故(山口県宇部市)
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水澄みて秋空映す夏プール降(お)りくる雁(かり)の家族待ちをり
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ばあさんの笑顔のような秋桜よ跡地は知らぬ子らに秋風
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柔らかに撫でる調べのアベマリア 心の澱を御手(みて)に委ねる
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恩返さむ膝を痛めし妻の横 杖の音ふたつ空に溶けゆく
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霧のふる夜明けのまちに浮き上がる赤信号のけぶる道なり
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