Utakata
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まんまるだんご
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抗がん八年記録挑戦中、
Utakataに救われ
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信濃路の水に浮かべるトマト食むせせらぐ音に涼む旅の日
31
吹き荒れた台風一過の朝の空はるかな青にいわし雲浮く
28
野分ふく蝉たち何処へ避難やら風神うなり枝折り暴れる
14
野分去り空透明にいわし雲精霊帰るや浄土への旅
22
精霊の帰りし此岸に蝉の鳴く彼岸は遥かに羊の雲の
24
なないろの千羽の鶴はつまの織る闘病六年こころ彩る
26
おっかないつまみぐいしてみつかったじいはひやあせないちえしぼる
16
歌碑のそば泰山木にかしずきて
木槿
(
むくげ
)
の白の清けき夕暮れ \ 前田夕暮の歌碑
18
コンクリの裂け目に紅の日照草いのちは叫ぶ水を水をと
19
尋ね人ショートカットでカムバック捜索願いは取り下げました
14
笹舟で川の流れのままにふと
棹
(
さお
)
さすことの
要
(
かなめ
)
に気づく
15
闇を裂く線香花火の槍の花しゃがんだ子らの願いが煌めく
20
朝五時に空は遥かなうろこ雲秋立つ風に杖の音溶ける
33
夕膳に笹舟にのる豆腐ちくわの穴を覗けばふるさとの海
20
猛暑にも夏を彩る百日紅の夕べの空に上弦の月
21
風鈴の
音
(
ね
)
のなくゆれるお飾りは窓あく夕べの鈴音に焦がれる
19
長崎の平和の鐘が軋む夜不意にガイアが突き上げ怒る / G6大使不参加に怒る震度5
19
どうみても自衛と言えぬイスラエル長崎の鐘世界が聞いてる
18
強引なシオニズムこそ罪なのに長崎の鐘みそらにひびけ \ 8.9長崎に祈る
19
夏なのに朝顔会えぬ
たずねれば
終
(
つい
)
に一軒打ち水の花
24
Utakataにふつふつ
言
(
こと
)
の葉ゆかしくて吾の葉そっと隅に浮かべる \ わたしも400首 感謝!
19
「あやまちをくりかえしませぬ」に霊の言う分断の世に橋をかけよと \ 8.6ヒロシマに思う
18
あじさいの葉陰に空蝉おちこちに桜の高木は合唱まつり
19
リハジムのコードのスイング身を任せ難きこころは小鳥になりぬ
10
打ち水の道に顔出す朝顔は猛暑の攻めのひとときの
涼
(
りょう
)
20
パリオリのテレビ漬けから脱皮して蝉しぐれ降る真ん中にいる
25
原爆で片目になりし 師の教えアガペーの愛闇夜を照らす / 故森滝市郎先生
12
朝早く蝉の抜け殻よく見れば羽化の瞬間白の羽衣
21
なにゆえに歌わざりけり反核を広島グリーの青春の殻 / 男声合唱団と広島を思う
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文月の行くを妬みて吠える雨 雨戸たたきしわれは身構え
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