まんまる
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ネームは木喰上人の歌よりいただきました。八年前より闘病中ですが寛解の身です。リハビリに励んでいるなかUtakataに辿りつきました。短歌を始めて三年で我流です。自分史をうたに詠もうと思いつきました、気がかりなことは平和と格差の大きさです。よろしくお願いします。

行き戻る三十一文字みそひともじはブランコにさくら吹雪に犬は鳩追う
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釣り下がるドウダンツツジの白花に触れば小さな鈴の音聞こゆ
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新緑とさくらいろのトンネルの哀しみ溶かす木と花の径
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花びらを拾うレディの透き通る手の影残る朝の公園
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裏庭の蔓を伸ばしたスナップのエンドウ豆に蝶の花咲く
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旅立ちぬ鴨の泳ぎし池はただ風立つ中にさざ波光る
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公園の花のドームに空仰ぎさくらの色を深呼吸する
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桜花さくらはな寒さに凍えたいのち咲く今の時ぞと爛漫卯月
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桜みちさちの門出を寿ぎてトランプ震を尻目に満開
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旅よりのめおとの椿一つ枯れ無垢の白に哀しみの咲く \ 伊豆大島
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さくら草万華鏡の夢のよう冴返る日に揺れて煌めく
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雨に散る桜のひとひら切り株にひらり舞いきて木の霊れいを慰む
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冴かへる山の麓に泣く春の開く桜に雨の刺さりぬ
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花冷えの桜の街に寒き雨 去り行く人の肩をぬらせり
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図書室にオアシスを見た青春のセピアの日々に抒情のそよぐ
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さくら草 二十二才の君に似て澄まし顔した夢が揺れてる
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春見っけ土を破りしふきのとう味噌に和えれば旬にとろめる
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リハジムにうぐいすのごと春を呼ぶスタッフ消えた鳴かずにきえた
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群生の黄色の水仙斉一の首を伸ばしぬラインの踊り
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受刑者が学ぶこころの中学の陰に光りの卒業の門
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テニスボールはっきゅうを追いかけすごす中学の師と肩を組む卒業の空
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幼子の白き手あわせ祈るごと蕾ふくらむ木蓮の花 \ 彼岸にて
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天に立つメタセコイヤをともにしてヒラヒラ花のこぶしの白き
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夕陽せきようの真西に光る浄土でも子の難に泣く亡母の祈り \ 彼岸にて
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瓶に刺す水仙の花涼やかに公衆トイレは清けきあした
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パンジーの崩れた笑顔吾に似てピエロの顔に笑いを返す 
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老木の梅のはなびらはらはらと地に落ちて見ゆ美宙みそらの蒼き
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頬を刺す北の風にも春の陽の彼岸の入りの牡丹餅ぼたも亡母ぼうぼ
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被爆した牛飼う人は愛あふれさつの施策に 抗い生かす
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被爆せし牛飼う人の優しさに牛は草食む原発知らず \ 希望の牧場
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