Utakata
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まんまるだんご
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抗がん八年記録挑戦中、
Utakataに救われ
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受験生と作る熱気に氷雨降る家路にホカベン黙食の夜 \ 古老ふんばる
16
秋風に枯れ葉まるまりカラコロと杖の
音
(
ね
)
のもと鳴きてころがる
21
ラジオから五輪の歓喜おぼろげにコスモス咲いたひとり旅の日 \ 10\10 東京オリンピック
18
闇の中毛布にくるまり氷雨の
音
(
ね
)
秋桜ぶじや生命あらなむ
16
ゲリラ雨は呪詛の響きや曼珠沙華 倒れし花の庭に秋風
16
血の海の一年経ちぬ怒りだけ ガザ攻め指示のあなたの態度 \ 10/8アメリカに問う
13
杖つきし我と会う人風になり見知らぬ人のおはよう陽のなか
19
窓越しにゴッホのひまわり驚きぬ曼珠沙華の炎の踊る
18
散歩道朝露光る草むらの虫のむらにて杖の音止まる
29
雲を裂き青の浄土見えし
吾
(
あ
)
はソーダ水飲み地をつき歩く
20
恋情のマグマ吹き上げ曼珠沙華赤い炎は秋夜の花火
19
「おかえり」と鴨に声かけ秋プール遠い空から十六羽来ぬ
23
紫陽花のしおれし花に舞いおりる桜葉の「ラストダンスはわたしに」
18
ごほうびの奮発ランチはサイゼリヤ若鶏ソテーでだるまになりぬ
19
実朝の哀しみ知ってや蕎麦の花 蝶の舞いきて秋風に揺れ
24
実朝公
(
さねとも
)
の御墓のそばに蕎麦の花 ゆれる白妙悲運を包む
15
スタッフが小さく手を振り「またね」と言うわれもつられて手を振り照れる \ リハジム
14
われ植えし南瓜帝国小庭占め実りてほっくり妻の腕が鳴る
16
能登襲う地震豪雨も笑顔なる爺は嗚咽をぐっとこらえる
22
濁流が十五歳を呑み込みぬ瓦礫を探す爺たたく雨 \ 能登
20
「大の里」華々しき優勝で地獄の責め苦の
能登の地
(
ふるさと
)
灯す
23
カメムシの大軍おしよせ泣く農家「二十世紀」も涙あふるる
19
朝一にアゲハのみどり児つげの葉にときめき見ゆる陽炎のなか \ 羽化見逃して
17
通院の難きをま〜るくしてくれるあじさい褪せても無事帰る待つ
14
色褪せた紫陽花の花人知れず涙を流す望月の夜
20
透き通る月をのせたり手のひらに「まひろ」と見入る今宵名月 \ 光る君へ
17
一日
(
ひとひ
)
だけ笑みのこぼれる桃色の芙蓉の花と背くらべする \ 敬老の日
18
ばあばあは杖つき坂を上り来る杖の音哀し旅立ちの日に
19
アゲハ舞う
柘植
(
つげ
)
の葉陰に
蠢
(
うごめ
)
くはあな珍しやみどりの
蛹
(
さなぎ
)
14
アブラゼミの鳴き声耳に消えぬ吾セミ一族の虜囚となりぬ
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