Utakata
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まんまるだんご
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抗がん八年記録挑戦中、
Utakataに救われ
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鴨五羽の黄色のくちばし木の実食む見とれてひとり秋の日だまり
24
隅っこの
石蕗
(
つわぶき
)
の花ひかえめに秋の一隅ほっこり照らす
25
激痛の嵐の唸る夜の闇 朝の陽に凪ぐ
詩歌
(
うた
)
の海見ゆ
27
蹴られたらやっぱり泣くよどんぐりの夢は温き手のなかの幸
20
地味なれば古木のかげにホトトギス むらさきの花 風と遊べり
23
秋風に迷子になりし風船は植木にゆらり来ぬ子待ちおり
33
イベントの残り香ねむる公園の静逸の朝ひよどりの鳴く
25
秋空の鱗雲に包まれた地界はさかなのお腹の迷宮
20
久々の文化の味のお昼なり孫のおごりのステーキ跳ねる / 改作です 文化の日に
19
太極拳見つつ杖つき歩く道 小さい
朱
(
あか
)
の落ち葉ふむ
音
(
ね
)
と
24
奮発の孫のおごれりランチなり バイトでためた虎の子にのる
20
病む母に息子が南瓜煮試みる煮崩れ嘆くも母はほのぼの \ 追憶
27
アジサイの咲きのこる花色褪せし酷暑に耐えた語り部なるも
26
風にゆれ秋明菊は小屋のかげ ひとりで愛をつぶやくような
26
杖ついて庶民の怒りを票にこめ一揆を起こした民の心情
22
朝日浴び五羽の野鴨の水溜まり近づき座して吾も遊べり
24
祖母がいるご詠歌うたう講のあと沢庵茶の香も秋風になり \ 追憶
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百日紅の彩りに酔う夏の日の余韻を断てり切りもどす秋
25
花のあと切り倒されし桜樹の涙を知らずキノコがはへる
22
同じ身の宵待草と語らひて待てば海路に月のあらはる
27
朝陽さす秋の空には半月のおぼろに浮かぶ欠けてやさしい
20
日曜日庭の草取り疲れおり「笑点」見つつのらり暮れゆく
29
薄暗き五時に目覚ましけたたましい抗癌の朝妻におはよう
19
点滴の続く夜にも満月の透き通る秋の光に浸る
26
お休みの歌人の事情思はるる忠犬ハチ公お帰りを待つ \ Utakataで
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山陰の「二十世紀」はみずみずしい緑の
滴
(
しずく
)
愁いの滲む
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姉追ってよちよち歩きのちょんまげさん「まって〜」と叫ぶ蝉しぐれふる \ 行った夏
16
彗星の「アトラス」テレビで見る夕べ足の自由を願わず暮れる
17
家路へのももいろの空夕暮れの育ちゆくかな上弦の月
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おむすびをしみじみ食べる苦学生下宿の母の夜の差し入れ \ 追想
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